今回の旅の初めの方で
すごく決意したことがある。
なんだこの腹のお肉は!!!
ああ、やせたい。
やせよう。
絶対やせよう。
帰ったら痩せる。
普段は
動物のお世話で汚れる仕事だし、
親しい人にしか会わないし、
まあいっか、で日々過ごしている私でも
旅に出た時くらい
ちょっとはお化粧したり
犬の前では着れない服を着たりして
キレイにしたいな、とか思ったんですよ。
しかし。
手入れせず放置し続けた顔の乾燥やシワ
全身ダルダルのぜい肉。。。
ちょっとキレイにしたくても
きれいにならな~~い。Σ(゚Д゚)
ってことで
旅行から帰ったらやせよう。。。
強く思いました。
全般楽しいお出かけだったわけですが
一発目の記事がこれってことは
旅先で腹肉のすごさを自覚したことが
私の中で強烈にショッキングな出来事だった
ということです。
ご理解ください。(なにを)
さて。
早朝
愛犬ひかると、姉の愛犬イチローを
仲間のペットホテルに託し
格安ピーチで千歳をしゅっぱーつ。
成田着。
目的の前日出発だったので
まずは東京で柴又観光。
映画の寅さんが好きで
昔よくレンタルでビデオを借りて
見ていたものです。ビデオの時代です。笑
成田から電車を乗り継いで
柴又駅から帝釈天題経寺へ向かう通りで
既にテンション爆上がり。
風情のある飲食店、
映画の雰囲気のままの佃煮屋さんや
おせんべい屋さん、漬物屋さん。
撮影にゆかりがあったとネットで読んだ事がある
お団子の髙木屋さんと、とらや!!あった~
お参りしたらとらやでご飯を食べよう、と
姉とまずはお参りに。
境内には
寅さんのテーマ曲が小さく流れていて
キーンと張りつめた荘厳な社寺の空気とは違って
穏やかに話す御前様の笠智衆さんが
ここにいたんだなー(映画だけどw)と思わせる
優しい空気を感じた。
ゆっくりお参りして
本堂でちょうど本物の住職様のお勤めの様子を
間近に見てから題経寺をあとにしてとらやへ。
普通のお食事ができる店内で普通のご飯たべました。
私が座った席からは店の奥が見えます。
天丼とビール。
ふり返って通りを見ると、
寅さんがいったん行き過ぎて戻ってくる風景が浮かびます。
実際に撮影に使われた階段だそうです。
食後に髙木屋さんでお団子も。
壁に記念写真がたくさん飾ってありました。
行ってよかった。
通りの店先に何か所か
「お帰り、寅さん」と言う紙が貼られていて
ちょうど学校帰りの小学生たちが
通りを賑やかに歩いていきました。
観光地でもあるけど
地元の人にとっては日常の景色。
寅さんはきっと
仕事で日本中を旅しただろうけど
この賑やかな東京が故郷。
賑やかな土地で生まれ育った感覚って
どんななんだろうな。(映画だけどw)