私が加入していた
某保険会社のセールスレディさんから
暇ならセールスレディをやらないかと誘われた。
座学の研修を受けるだけでも
お給料がでると言う。
へー。
と札幌駅前のビルに通い始めた。
研修だけでやめる人も実際にいたけど
若かった私にはそれが非道に思えて
とりあえず配属された営業部に行った。
その時、私は26才だったのかな。
すぐに23才と28才の友達が出来て
いつも３人でつるんでキャッキャしていた。
主婦は私だけ、
二人は彼氏がいたり別れたり。
毎日話題はいくらでもあった。
営業はお昼の職域訪問がメインだったので
朝の会議のあとは3人で時間を潰す事が多かった。
とは言え露骨に
ウインドウショッピングだ喫茶店だと
行き先を話すのは憚られる。
という事で
23才しーちゃんが
かおちゃん(わたし)、みーちゃん
暗号考えたよ。
今日は
おせぱにんぐもー
ね。
と言い出した。
確認するまでもない。
パセオ(札幌駅エリアの飲食店街)で
モーニングだね。ww
いつも行くお店は3軒くらいで
店名は呟くように交わされた。
そんな話題にさえコロコロ笑った
若い３人。
その後、私は公文の先生デビュー
(じゃなくてその前のディーラーのバイトに
返り咲きだった ←どうでも良い追記)
しーちゃんは自動車教習所の教官になり
みーちゃんは離れた都市に嫁いだ。
当時(25年前か？)は詳しかった
札幌駅周辺のお店事情も
今はエリアが増えチカホもでき
さっぱりわからなくなってしまい
待ち合わせにも迷うしまつ。
今日は朝からスタッフ
ファンタジスタ高橋が入る日なので
久しぶりに用もなく
コメダ珈琲店でにんぐもー。
