かばやし和尚の禅タロット和尚セラピーNLPとお釈迦様心理学僧医学教室 -5ページ目

12月の掲示板

こんにちは。12月になりましたね。

途端に福岡も寒くなりました。

 

 

柿はそもそも渋柿しか無かったそうな( ̄▽ ̄;)

そんな事を聞いた事があります。

 

その渋柿の皮を剥き、軒先に吊るしてお日様の光を浴びると……

なんと言うことでしょう。

とっても甘い干し柿になります。

へぇーって感じですか?(笑)

当たり前って感じですか?(笑)

 

子供のころはとっても不思議でしたが、

大人になったらそれが当たり前のように、何も思わなく

おいしいおいしいと言って食べるだけになってしまいました。

 

20代後半のころお説教で同じような言葉を

聞いたことを思い出します。

渋柿の 渋そのままの 甘さかな

渋柿は渋柿のままなんだけれども、お日様の光に照らされることで

渋柿のまま甘くなる・・・

それはちょうど、罪根深き私たちが阿弥陀様の御光に照らされて

罪深きままで往生させていただく

ということ。

 

変わらなくていい。そのままでいい。そのままがいい。

そこのところを宗祖法然上人は

「善人は善人ながら、悪人は悪人ながら往生す」

と言われたのでしょう。

人にどう見られているか、とかじゃなく、

自分は自分のままでいい、そのままでいい。

誰が何と言おうと、自分は自分のままでいい。

 

渋柿は、そのままかじると、すごく渋い。

それはもう言葉にならないくらい渋い(笑)

この世の中にこんな渋いものがあるのか~ってくらい。

それでも渋柿は渋柿のまま、お日様のおかげで

とっても甘くなる。渋柿が甘くなりたいと思っているわけでもなく

自らが甘柿に変わるのでもなく、

渋柿のまま・・・不思議だなぁ

私たちも、自分自身のまま、阿弥陀様の不可思議光によって

往生させていただくことができるようになる。

そのままで、そのままで。

さ、今日もお念仏いたしましょう。

 

魚藍観音さま

魚藍観音さまにお会いしました。




眺めも良い所です。


海を守っていただいているのですね。

ありがとうございます。

砂浜綺麗