全ては掌の中に
こんにちは、生きているうちにご利用いただきたい、かばやし和尚です。
早くも8月。
私が住んでいるところは、梅雨明け以来雨が降っておりません。35度を超える日が
続いております。
熱中症や、熱射病には充分気を付けてくださいませ。
さて、8月の掲示板は
「全ては掌(たなごころ・てのひら)の中に」
です。
さ、この言葉を見て、何がピンときましたか?
孫悟空の話?
手相の話?
グレープ(さだまさし・吉田正美のフォークグループ)の歌?
と、私が思い出したものを書いてみましたが・・・
私の手相の先生は、
「手のひらには人生が現れます」
と言っておられました。
手相を学んだことのある方は、
その見方に多様はあれ、
掌にその人生が現れることは
よくごぞんじでしょう。
「うつむきがちに私は~♪」ではじまる
グレープの「掌(てのひら)」
You Tubeにありました
掌のなかに自分の人生を見つめている
孫悟空の話は少し趣が違いますね。
筋斗雲でどれだけ飛んでも
お釈迦様の掌から出ることはできなかった・・・
というものであります。
気が付くと、自分の掌なんて見つめたことはないな・・・
そんな方も多いのではないでしょうか。
でも、自分を振り返る、これからの自分を考える、
そんなツールとしてお盆休みにじっくり見つめてみては?
「右ほとけ、左衆生と掌(て)を合わせ
なかを取り持つ 南無の一声」
お盆の月の8月。
掌をみつめながら
自分のこと、家族のこと
ご先祖様のこと、仏さまのこと
を考えてみてはいかがですか?