\帰ってきたぞ!育児バトル・ロワイヤル/

乳幼児編の戦場を生き抜いた母ちゃんが、次に足を踏み入れたのは——

【新章・小学生の陣】!!

 

泣けば済んだあの頃は過去の話。

言葉と知恵と屁理屈で武装した戦士(息子)を前に、母ちゃんの戦いはますます熾烈に!

今回の敵は…そう、全親子の天敵「宿題」!!

 

母ちゃんの野望(=自学自習できる子育て)を胸に、今日も戦いは続く——

 

 

 

【第2話 宿題ファイターズの巻】

 

 

朝の“鬼モード”を全開で発動し、長男を学校へ送り出した母ちゃん。

はぁ〜……まるで一戦終えた戦士の気分。

 

だが!油断してはいけない。

戦いは、第二ラウンドからが本番なのだ。

 

その名もーーー

#『宿題』!!

全育児民が震えるラスボス級の強敵ッ‼︎

 

 

 

■決戦・第一幕

 

「ただいまぁ〜!」

 

ランドセルを背負ったまま、やたらと爽やかに帰ってきた長男。

こっちは、心に汗かいて待っとったんやぞ⁉

 

「おかえり! 宿題あるよね? 今やろうか!」

母ちゃん、爽やかスマイル(※圧つき)で誘導開始。

 

だがしかし!

 

「あとでやる〜。友達と遊んでくる〜」

 

……え?今なんて?

遊んでくる??

 

ちょっと待てやぁぁあぁ!!!

 

ランドセルを脱ぎ捨て、制服のまま玄関を飛び出す長男。

そのスピード、まるで陸上100m決勝のスタートダッシュ。

 

母ちゃん、遅れて発進。

足腰ボロボロな戦士、気合で追いかける!

 

「こらーーーッッ!!! 宿題から逃げるなーーーッッ!!!」

 

\結果:7対4で母ちゃん敗北/

※息切れレベル:スカイツリーの階段一気登り。

 

 

 

■決戦・第二幕

 

夕方ーーー

疲れて帰ってきた長男の背後に、闇より静かに立つ母ちゃん。

 

「おかえり〜♡」

(※声色:完全にホラー)

 

「今日の宿題は……いつやるのかなぁ〜?」

圧がすごい。夜の砂漠より重い空気。

 

「お、おやつ食べたら……やるかも……かも……」

「てかアニメの時間なんだけどぉ?」

 

この言い訳、まるで口が勝手にスライドする逃げ口上生成マシーン。

 

あのな、こちとら

「母ちゃんは宿題させるロボットじゃねぇ!!」

……と思いながらも、無表情でテーブルを指差す。

 

\結果:4対6で母ちゃん勝利!/

(なお、精神ポイント3万消費)

 

 

 

■決戦・最終幕

 

開始5分でこのセリフ。

 

「え〜、これ習ってない〜」

 

いや、それ、毎回言ってない⁉

むしろ学校で何してきたんや!?給食食って帰ってきただけか⁉

 

母ちゃん、怒りゲージ急上昇。

もはや湯気出てる。ポットより沸いてる。

 

だがしかし、そこは大人対応でーーー

 

「大丈夫だよ、一緒にやろ? ここ見てみよっか♡」

 

(※内心:今すぐ布団にくるまって現実逃避したい)

 

……って、

 

#「さくらんぼ計算」って何やねん!!!!???

 

_人人人人人人人人人人人人人_

> 昭和ママ、完全に沈黙 <

 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

 

さくらんぼ?

種はどこ? 枝はどこ? 実ってどこ?

 

教科書を見ても、謎のイラストと曲線。

もはやこれは“暗号”である。

 

母ちゃん、理解に10分。

その間に長男がソファに逃走→テレビ起動→没入。

 

「こらァァァ!! テレビの魔力に負けんなァァァ!!」

 

母ちゃん、ジャンピング没収で再戦突入。

 

 

 

最終的に、長男のこの一言で終了。

 

「できた〜! やったぁ〜!」

 

(母ちゃん:放心状態。魂だけ成仏済)

 

 

こうして、“宿題ファイターズ”は一旦幕を閉じた。

だが、母ちゃんの「自主学習までいけたら神」という夢は、

まるで地平線の彼方。

 

……あれ?

この戦い、あと10年くらい続くの???