■LANポート2つあるPCがの使い方

出典1:

出典2:

 

LANポートを2つ設置する目的は次のいずれか。

 

1:片側が故障しても通信継続(フォールトトレランス)、

  論理的に1本のようにして通信速度向上(リンクアグリゲーション)

  オーバロード回避(ロードバランス)

 

2:複数の異なるネットワークに接続(マルチホーム)

  OS側でポート間パケット転送によりルータとして動作
 

・NASでの運用的用途は概ね上記1が該当、

 また同時にストレージ系と通信系のLAN分離の観点からは上記2も該当。

 上記1目的にはたいていチーミング設定が必要。

 Gbitクラスのネットでなければ通信速度の向上は難しい。

 

・用途の異なるLANをつなぐブリッジのような使い方が上記2。

 たとえば事務系と製造系それぞれ個別のLANにして、両方をブリッジするPCが

 データを橋渡しする。

 ブリッジとなるLANポート2つ付きPCがインターネット共有すれば、

 ネット非接続LAN上のPCがブリッジ経由でインターネットに入れる。

 このとき、インターネット接続LAN側はデフォルトゲートウェイ設定し、

 非接続LAN側はデフォルトゲートウェイを設定しないこと!

 

240206追記:

■用途2にはVLANを使うほうがよいらしい。

出典: