昨夜は推しの郷咲あやねちゃんが出演しているアリスインプロジェクトの舞台、「Dance! Dance! Dance! オルタナティブ」を池袋のシアターKASSAIにて観劇。普段はアイドルグループ、レプスルプスとして活動しているのだけど、将来の夢は女優ということでこうしてたまに舞台の仕事も。



総勢20名以上の出演者が繰り広げる、涙あり、笑いあり、迫力満点のダンスシーンありの芝居。席が最前ドセンだったので最初はこっちが緊張したけど、すぐに芝居の世界に引き込まれる。ダンス後の演者の息遣いがはっきり聞こえるほどの迫力を満喫。


内容的にはスラップスティックっぽいんだけれど、こういう集団劇系のストーリーは大好物で、これまた大好物の紆余曲折あれどみんなで団結して何かをやり遂げるって話に予想外に感動して泣きそうになる場面も何度か...

いや、いいものを見せてもらいました。

 


そして郷咲あやね。演じるのはバスケ部部長、不動雪。ウザくて暑っ苦しくてアホだけど熱くて真っ直ぐで心が綺麗な不動雪を見事に演じ切っていた。アイドルの前は女優としても活動していたというのが頷ける見事な演技力。ライブ初見の時に目を引かれて推すきっかけともなった美しい立ち姿、キレのいいダンス。そして迫力あるセリフ回しやシーンによって千変万化する多彩な表情。もしかしたら宝塚好きの人にもウケるやつかも、なんて想いも一瞬脳裏をよぎる。

 

普段のライブでもグダグダのMC(これがレプスルプスの魅力の一つでもあるのだが)の後、イントロが始まった瞬間に曲の世界に入り込み、すぅっと女優の顔になる(この瞬間が実は大好き)。舞台映えする子だろうな、と思っていたけどまさにその通り。素晴らしかった。ある演劇関係者が絶賛して、アイドルもいいけど舞台に注力してほしい、とツイートしてたけど、よくわかる。わかるんだけどアイドルやめられるのも困る。

 

終演後の特典会にて。

出てきたら目の前にいてめっちゃ驚いたよ!、毎日毎日少しずつ自分でいろいろ工夫しながら変えている、毎日楽しくて仕方ない、と目をキラキラさせながら語り続けるのを、うんうん、と聞いていた。幸せな時間。そろそろ後半戦、このまま無事に駆け抜けてほしい。めっちゃ叫ぶ系のセリフが多いせいか、公演4日めにして喉がつぶれかけていたのが心配だけど。

 

終演後特典会のために一度劇場の外に出て待機していると突然、おっ、と声をかけられる。なんと観劇に来ていたレプスルプスの相方、美鈴あおいちゃんと研究生の半澤みよ子ちゃん。あおいちゃんも赤坂で公演中のシベリア少女鉄道の舞台に出演中なのだが、中日(なかび)で休演日のため相方の芝居を観に来たとのこと。一番後ろから見てたら後ろ姿で来てるのわかったよ、と。おいっ、どこ見とんじゃいっ!

 

いや、実に久々にブログが書きたくなった。正確にはブログを書きたくなるものに出会ったということなんだろう。郷咲あやね、しばらく目が離せなさそうです。