《  「そんじょそこらの花ではないんです!」 》☆。.:*・゜☆。.:*・゜

3月26日。 

会場は、ひとつの花畑となりました。

個人スポンサー・企業スポンサーの
みなさんのお心配りが

会場にたくさんの花を咲かせました。
 
 

「会場装飾部」リーダーのみっちゃんのもと。
受付から舞台、演台にまで、花が飾られました。

舞台の上の花は、それは、綺麗で大きくて優しくて・・・。

舞台の上で、私を守ってくれました。  




 
 

ラスト講演が終わったとき

嬉しかった会場600人の

スタンディングオベーション。
 
 

そして 

「ありがとう~!」
「まゆみ先生。ありがとうー!」
「まゆみせんせーー!」

…という泣けてくる泣けてくる
みなさんの「こえ」。そして「想い」。

  

舞台の花は、 

そんなみなさんの愛を 

受け取ってくれていました。

 

講演が終わって会場を後にする時

会場部のスタッフのみなさんが

「まゆみ先生。この花は、みんなの想いが入っている花束です。」と、持たせてくれました。

ズシリと重く大きな大きな花束でした。

  

☆。.:*・゜

私は、講演の3/26  の前日から
ホテルに泊まっていました。

25日の日。

ホテルのへやに入ったとき
少し換気扇の音が少し気にかかりました。
 

私は、したこともなかったことですが、
次の日に控えた講演のため

気にかかるかもしれない・・・と思い
ロビーに電話をして
 

「出来たら、お部屋を変えていただきますか」と、お願いをしました。

 

  

すると、すぐに、ロビーから来てくれたのは、
若い女性の方でした。
 

「明日は、大切な日なのですね。
わかりました。すぐにお調べいたします。」
と、言ってくださいました。
 

しばらくして
 
彼女が来た時

「香葉村さま。
明日は、大切な日ですよね。
お部屋をお変えしましょう。」
 

と言ってくださったのです。
 

その部屋は、とっても広い落ち着いた
お部屋でした。
 

そこで、私は、次の日の大切な日を
迎えることが出来ました。

 

  

 

チェックアウトをするとき

そのことを思い出しました。
 
 

  

それで

その日のロビーの方に  

  

「この花を昨日の彼女に 

渡してくださいませんか?

この花は

そんじょそこらの花ではないのです!!
 
 

たくさんの人達の想いと愛が

たくさん詰まっている花です。

世界でたったひとつの花束です。 

私に、優しくしてくださったあの方に

このみんなの優しさを渡したい。」 
  
 
 

 

私は、そう話しました。

 
 
 

 

すると、そのロビーの方は
 
ポロポロと涙をこぼし・・・
 
 
 
 

 

「 実は
 

彼女 ・・・
  

明日。 
 

このホテルを辞めるのです。  
 

 
彼女。喜びます。
 
この素晴らしい花束を
 
最後にお客様から
 
いただくことができて・・・」
 

    

 
 
 

そう言って頭を下げ、

何度も何度も、私に

「ありがとうございます。」

「ありがとうございます。」

と、言ってくださいました。

 
 

 

私も、思わず、涙。 

 

  

 

優しさは、循環していくのですね。
 

 

愛は、奇跡を起こすのですね。

 
 

 

翌日。

彼女が

「そんじょそこらの花」ではない花束を持って

満面の笑顔で笑っている写真が

送られてきました。  
 

 

そして

彼女に、花束を渡してくださった

受付の方の名前は

『まゆみ』さんだったそうです・・・

  

 

3月26日のストーリーは

まだまだ繋がっていくのでした。