■出典1
「品質機能展開表の書き方 - QFDを簡単に実施」
QFDを実施する手順
一般的には、QFD(品質機能展開)は、以下の7つの手順で実施されます。
1:お客様の要求を把握する
アンケート調査や業界ニュース、意見カードの活用などの方法でお客様の
要求、ニーズ、意見などお客様の声
を集めます。声には何がほしい、と何が嫌い(クレーム、不満など)が含まれる必要があります。
2:お客様の声から要求品質を抽出する
お客様の要求やニーズなど収集した情報を分析し、適当な言葉で要求品質を抽出して、「要求品質展開」を行います。
3:要求品質から品質特性を抽出する
前のステップで得られた各要求品質を開発者の立場から見て、技術上の表現で示し、
品質特性を抽出します。顧客の要求をかなって、満足度を向上させるために技術的にはどのことを考えべきのか、ということから始めるのはお勧めです。
4:品質表を作成する
要求品質と品質特性の対応関係を一対ずつ比較し、特別の目印を付けて、
強い関係、弱い関係、関係なしなどそれぞれの関係を示します。
5:企画品質を設定する
どの要求品質を強調すれば、顧客の満足度は向上するのか、要求品質の重要度を
考慮して、「企画品質」を決定します。
6:設計品質を設定する
要求品質と品質特性の対応関係(交点)における、
何が一番重要なのか、
何に焦点をあわせるべきなのか
などいろいろなことを考慮して、技術開発の目的として設計品質を抽出します。
7:品質機能展開表の作成に着手する
表の縦軸(横軸)に、
要求品質(お客様の声、つまり顧客からの品質への要求)及びその重要度
を記入し、横軸(縦軸)には
技術上の品質特性(企業企画からの製品の性質や性能)
を記入します。
そして、各要求品質と各品質特性の交点に、
その対応関係を特別の記号や目印
で示します。
表の底部には、
製品の設計品質の目標値及びその重要度
をまとめて記入します。
分析を深くするため、競合他社との比較分析もあることがあります。
■出典2
iplos「FTA_FMEA再入門」(PDF・・・ネット上にはすでに無いかも?!)
1_もったいない!FMEA_FTAの実態
2_機能階層化のコツ
3_下方機能展開とFTA
4_4つの関門を突破するツール
5_FMEAでは部品選択と評価ポイント!
6_工程のFMEA・設備のFMEA
以下めも!
■出典
品質機能展開表(QFD)で、設計の前から問題点を炙り出そう
https://sigma-eye.com/2020/03/08/qfd/

■出典
工程FMEA
https://perfectmanual.themedia.jp/posts/13158320/

■出典
FMEAとは?工程管理での重要性や具体的な実施方法を解説!
https://it-trend.jp/process_management/article/464-0016
■出典
未然防止実現のための工程FMEA実践アプローチ(日本能率協会コンサルティング)
https://www.zen-noh-ren.or.jp/assets/pdf/059a.pdf
(ダウンロード可能)
■出典
トヨタが工程FMEAを改善、ISO推奨のワークシートに形骸化の原因
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00034/00008/

■出典
AIAGとVDAのルール統一と複雑なシステムのFMEAへの対応
https://mfg.isid.co.jp/uploads/x_innov_2020_FMEA_new.pdf
(ダウンロード可能)