※少しバタバタしていて更新がおくれてしまいました、申し訳ありません…


さて今回は息子の国語勉強法について、です。

過去記事ご覧の方はご存知かと思いますが、息子は4年生の時、国語が足を引っ張っていました。


しかしそこで修正して5年生以後はむしろ得意科目にしました。これによって、ギリギリαだったのがα1に定着できるようになったので、主にこの時期どのような勉強をしていたのか、書いていこうと思います。


ただし、ウチはかなり密着伴走だったので、参考になるか、わかりませんので悪しからず…


ちなみにどれくらい密着伴走だったのかと言うと…

例えば6年生の時、家で解く入試問題を親がほぼ全部一緒に解いてました。これは国語と社会だけで(理科は家内が全部解いてます)、算数だけは本人のみで解いてました。


特に国語は大人も一緒に解かないと、説明が出来なかったからです。さらに一緒に解くと、どの辺りで躓きそうとか、記述の点数のポイントなんかもわかります。親が自分で解かずに解説だけ読むと、都合の良い解釈をして説明が雑になるなあ、と思ってました。

(↑解説にはこう書いてあるけど、大人でもそうは読めないだろ、っていう解説が結構ありますから。)


さすがに塾の授業で解いた問題までは解きませんでしたが、4、5年生の頃も授業でやった文章には目を通すことが多かったですね。サピで取り上げる題材が面白かったというのもありますが…


たぶん私は根本的に勉強が嫌いじゃないのだと思います。今、思い出してもこれらの作業は楽しかったと思いますし、入試問題を解くだけなら、またやってもいいな、と思ってます。

もちろんダルい時もありましたが…


また前置きが長くなりましたが、勉強法です。



【1.覚えるべきことは覚える】

漢字、慣用句、文法など、マンスリーでは範囲が決まってるので、国語Aテキストや言葉ナビなど範囲のものは必ず覚えましょう。


ちなみにボキャブラリーが豊富な子は国語できること多いですよ。


覚え方ですが、1日やって終わりにするのではなく、何日かかけて覚えるべきです。

暗記の際に重要なのは想起🟰思い起こすことです。思い起こすことが多ければ多いほど人間の記憶に残るようになっています。


どんな子でも友達の名前って、覚えるじゃないですか。アレって、学校で会う度に何度も想起してるからなんじゃないですか。それと同じことを勉強でもやりましょう。具体的には以下です。

1回目(授業の次の日)〜とりあえず解いてみて、出来なかった問題だけやり直す


2回目(さらに次の日)〜出来なかった問題だけもう一回解く


3回目(1日、間を置いて4日目)〜もう一回全部解いてみる、正解してない問題を覚える


4回目(サピ授業の日、サピに行く前)〜1回目・3回目で出来なかった問題だけもう一回解いてみる


エビングハウスの忘却曲線にならって、次の日、3日目、1週間後にそれぞれやると大体覚えます。


そしてサピの場合、1ヶ月に1回マンスリーや復習テストがあるので、その前にもう一度復習すれば長期記憶にもつながります。

サピックスがそこまで意図してるのかはわかりませんが、よく出来てるなあ、と当時から思ってました。


【2.記述より選択問題を取る】


特に4〜5年生前半のうちはこのスタンスでいきましょう。とにかくテストの時も選択問題が全部合っているか、を気にしてました。

ちなみに4、5年生の時、サピテキストは授業でやった問題だけ復習(もう一回家で解く)してました。

そして息子がサピテキスト以外で取り組んだのが、以下の参考書です。

①中学受験国語 選択肢問題の徹底攻略

若杉朋哉



②中学受験国語 記述問題の徹底攻略

若杉朋哉(すいません、こちらはうまく画像が貼れません…)


③文章読解の鉄則

井上秀和(すいません…こちらも以下略)



主にこの3冊を土日にやってました。

やり方は親子で声を出して読む。

難しそうなとこは、かいつまんで、つまりこう言う事だよ、と親が子に教える。


コレ、サラッと書いてますが結構大変でした!

私は音読する前に、事前に目を通していたのでさらに手間でした。(通勤電車や会社の昼休みに読んだりしてました)

正直、ここまでやる必要ないと思います。

子供に与えて、やってもらうだけでもいいのではないでしょうか。(うちはやったフリとか、ちゃんと理解してるか不安だったので一緒にやりましたが…)


【3.記述問題を取る】

5年生後半くらいから徐々に記述問題に注力しました。とは言え、特別なことは特にやっておらず、サピテキストの復習がメインです。

このあたりは志望校が記述中心なのかどうかにもよると思いますが、難関校はほとんど記述中心です。そして記述はSSでかなり鍛えられると思います。


あと語彙力だけは語彙力ノートなるものを作成して、覚えてもらいました。(たまに抜き打ちでテストしたり)

上述しましたが、やはり語彙力ある子は国語ができると思います。