吉村順三氏設計のホテルに知らずに泊ったのは今回が初めてではありません。過去をたどると今から約20年前、1997年12月、親友の新居(私の基本設計)ができたというので静岡の袋井に行こうとしていた時R君(当時小学?)も連れて行きなさいと言われて出かけました。
 
東京⇒袋井⇒静岡(大学の静岡在住の友人が忘年会をしてくれました)⇒京都(当時できたばかりの駅ビルのグランビアホテル泊)(原広司氏設計)
 
翌朝、時おり粉雪舞う京都でしたが。ちょっとは観光しようとバスに乗ると乗り合わせが悪くていつも行ったことのない「松尾大社」(お酒の神様)に行ってしまった(人っ子一人いなかった)
 
その時我々は京都の冬の寒さには、ちょっと薄着でコートを買おうと街の中心部へ向かいました・・・松尾大社からは観光地域のバスがあまりなく乗り継いで錦市場にたどり着きました( ^ω^)・・・、ここでちょこっと腹ごしらえをしてちょっと外に出ると・・・あまりもの寒さにもうどこも見ないで帰ることに・・・
ママに連絡すると今帰ってもらっても困ると・・・もう一泊しなさいとのことでした、
やれやれ( ^ω^)・・・、まだ帰ってくるなだって・・・(;´д`)トホホ
 
するとR君が本能寺に行きたい!とのたまいました、タクシーを止めると運転手が、「すぐそばだし、なんにもないよっ!」と言われましたが私も初めてだったので行ってくださいと向かったが
本当に何もありませんでした塚かお墓があったかな~。
 
ともかくホテルを探さなければと思っていると道の向こうにあるではないか!空きがあるか聞くとないとのことでした(今地図を観ますとホテルオークラです)そこで鴨川沿いにとぼとぼ北上すると白鷺が数羽舞っていました。
 
するとまたホテルを発見!そこに空きを聞くと空いているとのことでそこに泊まることにしました「ホテルフジタ京都」です(せっかくなので鴨川ビューをお願い致しました)今は「リッツ・カールトン京都」という高級ホテルになっています。
 
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昔の写真:障子がありますね
 
そうです「ホテルフジタ京都」こそが吉村順三氏設計でした( ^ω^)・・・、窓に両引きの障子がありせっかくの眺めが半減するな~鬱陶しいな~と思いました、当時できたての京都新駅に在ったグランビアホテルとは月と鼈と思いました(失礼)
 
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翌朝側の島津製作所館と京都町屋を改造した骨とう品屋に寄って帰りました。
この時R君は宝くじをして3000円当たりました。
 
その時の総費用が約20万かかり、姉にちょっとした海外旅行じゃない!と馬鹿にされ。その後、東海ツアーズを紹介され費用も半額になりました。
 
当日のホテル予約や新幹線での行ったり来たりは高くつくかとがわかりました。
それにしても京都に何の用事で行ったか覚えがありません。