昨夜友達のM氏から突然電話があった。(彼は、大学の同級生、私が始めてヨーロッパへ行くとき奥さんと、横浜の大桟橋でテープを持ってお見送りしてくれた、その他いろいろ面倒を見てくれて、本人には話していないが3本の指に入る大切な友人である)35年位前に山によく行った仲間S氏がなくなったからSI氏+K氏と飲もうと昔行きつけの、よたろう(新宿3丁目)で会うことにした。
K氏が昔の山の写真を持ってきてくれて、とても懐かしかった。
ところで、なくなったS氏とは、今年7月に赤坂図書館で35年振りに偶然あったばかりなのに2ヶ月後になくなったらしい。図書館であったとき、ハイキングスタイルで本を探している横顔を観察できたから気が付いたけど(私は、彼のスーツ+ネクタイ姿を見たことがない)普通声をかけれないですよね。
彼も私も暇だったので1時間くらいお茶した。
病気をして、リハビリでよく歩くとのことでハイキングスタイルだったわけである。住まいは神宮前で私のところのそばである、そのうちまたあうかもね、という事で別れた、これが最後の別れとは・・・。
そして昔の山の写真をみながら友人たち+マスター夫妻とみんな若かったねーーーまた、それぞれの昔のおもしろ話が出て、なきながら思い切り久し振りに笑った。S氏のおかげである。
おひらきになり、酔い覚ましと運動をかねて散歩しながら帰った。途中、「山のあなた」の詩が思い浮かんだ、「山のあなたの空遠く・・・」昔詠んだことあるけど、意味がわからないので調べた。
「山のあなた」 カール・ブッセ 上田敏訳
山のあなたの空遠く、
幸い住むと人のいふ、
ああ、われひとととめゆきて、
涙さしぐみ、かえりきぬ、
山のあなたになほ遠く、幸い住むと人のいふ
写真(借用)
この頃、ヴェトナム戦争終結・田中角栄逮捕・私は、某医大等の建築設計の手伝い?をしていました。