なんでもそうだけど、
続けていくことは難しい。
それはどんなことでもそうだけど、
俺は歌い続けて、というかデビューしてからは丸12年。俺なりによくやったな~とは思うけど、年齢で換算するとまだ小学生をようやく卒業して中学生に突入。
子供だ。まだまだ子供だ。
憧れのカッコイイ先輩方はたっくさんいる。いわゆる大御所の方々だ。

でもなぜか同級生は少ない。
しかし後輩は多い。

10年くらいすると色々な変化が起きて、きっと生活も変わっていくのだと思う。
俺も12年前はこんな生活をしているなんて考えても見なかったことが多々ある。
でも続けていると結構色々嬉しい発見もあるものだ。
生活も変わり、きっと作る音楽も同じようで変わっていく。自分のなかになかったものが出てきたり、逆に「もう作れないなぁ!」なんてものもあるかもしれない。
そんな自分に気付けるのもまた継続しているからこそだ。

なんでもそうだと思う。健康法でやっているウォーキングとかもね、数年ではわからないかもしれないけど10年くらいしたら気付くととても健康をキープしている!とかさ、好きだからと続けていた趣味が花開いてそれを教えることになってたりとかもあると思う。
片付けが趣味でそれをずっとやっていたら、本を出せた!なんて話も聞くし。

継続は力なり。というが、力というよりも、

なんでか役に立った!とか、気付いたら元気になってた!とか、難しいけれど続けたことで身になるってこと結構多いと思うんだ。

下手の横好きなんて言葉もあるけど、でもそれでも続けるってことが大切なのかなって思う。

やっていても意味がないことなんてないんじゃないかと。
いい習慣や、楽しいことなら尚更、人様に迷惑をかけながら続けていくことでなければ続けることにはやっぱり意味がある。と、考えている。

俺音楽以外には続けられていることってあまりないけど(笑)、写真は高校生から撮り続けていて、気付いたら自分のアルバムのジャケットやなんかに使えていた♪最初は友達を撮りまくることから始めた。
大好きな友達との時間を残しておこうと、あえて構えていない写真をずっと撮ってきた。
それからそこにある景色も撮り始めた。友達と一緒に、そのときに見えた景色も納めておこうと。
そしてなんとなく空が好きなことに気付いて、空を撮り、そのうちその景色のなかに入り込んでいる誰かの姿、背中なんかを撮り始めて。
そしたら写真も沢山溜まった!

もちろんプロにはならなかったけど、今でも心の余裕を知るためのバロメーターになっている。
そして目の前の景色を撮り続けている。特別でもなんでもないものを写すのが好きだ。
構えている写真は特別な時以外ない。

変化はするものの、その行為は続けているうちに色々な発見が出てきた。

やっぱり続けるって楽しいな。

仕事でなければ制約もないし。

仕事なら苦しいこともあるけど、楽しいことがあれば続けていける。もちろん歌に関しては悩みも多い。でも、それを押しても続けている自分が、俺は結構好きだ。

続けている人に会うと、なんだか嬉しい。

なんでもいいと思う。

毎日朝起きたときに窓を開ける習慣でも、

日々の空の変化に気付けるとかね。

なにか、皆さんは長いこと続けているものがありますか?それによってなにか、「気付けば変わっていたこと」ってありますか?

ちょっと思い出してみて。

毎日続けていること、長年やっていることが今にどう響いているのか。

意外な変化があるかも♪