人体を維持するためには必要不可欠ながら
なにかと厄介モノ扱いされる物。 それが脂肪である。
体脂肪を測定できる体重計が飛ぶように売れ
数パーセントの数字に右往左往する。
私も以前 とあるドラッグストアにあった測定器で測り
「私の身体の ○分の1が全部脂肪か・・・」
と ちょっとげんなりした記憶もある。
ちなみにそのとき娘も一緒に測定したのだが
年齢は一桁というのは入力ができないため 『10歳』 とし
身長 139.5センチ 体重28.3キロ と入力。
その測定結果は
脂肪率 9.1% BMI 14.5
というものであった。
「体脂肪9.1%って イチローくらいじゃん」
と 娘は喜んでいたが・・・
と、ここで話を本題に戻す。
>肥満の原因になる脂肪から、様々な組織のもとになる「幹(かん)細胞」を取り出し、
骨髄を再生することに、日本医科大学のグループがマウスとラットの実験で成功した。
骨髄は血液を作る働きをもち、将来は様々な血液疾患治療への応用が期待できる。
という情報が入ってきた。
つまり 脂肪から骨髄を作り出せるということだ。
それは 将来的に 例えば白血病で骨髄移植を必要とする患者が
ドナーが見つからなかった場合には 自分の脂肪から骨髄を作り出し
自家移植ができることになる、ということなのだ。
>血液疾患の多くは骨髄に原因があり、骨髄幹細胞を利用するのは難しい。
また豊富にある脂肪を利用できれば、倫理的な問題や移植による拒絶反応、
患者の負担などの軽減も考えられる。
増えてきたとはいえ、まだ骨髄バンクへの登録は
移植を待つレシピエント全てを賄えるほどではない。
せっかくHLAが一致しても ドナーの了解がなければ移植の道は開けない。
今回の技術が一般的になれば、血液疾患の治癒率は飛躍的に伸びるかもしれない。
なにかと嫌われ者の脂肪だが ここで一筋の光明が見えてきたということだろうか。