先日のニュースや新聞をにぎわせたのが 敬語の使い方に対する不安である。
敬語に限らず 言葉の使い方には だいたい3種類ある。
丁寧語
謙譲語
敬語
である。
丁寧語というのは 語尾に 「です」 「ます」 をつけたり、単語の前に「お○○」を付ける言葉。
謙譲語は 相手に対してへりくだる、いわゆる
「申し上げる」 「差し上げる」 といった言葉。
そして 敬語と言うのは 相手を敬い持ちあげる言葉。
位置関係としては こんな感じだろうか?
敬語
───────────── 丁寧語 ─────────────素の自分
謙譲語
問題なのは その位置に自分を置いた時に どういった言葉を使うのかが分らないということだ。
それでは どうすれば間違えずに使うことができるか。
それは 現場で間違いを恐れず 使うことである。(できれば子供の頃から)
そして たくさんの本を読むことである。
言葉はまさに 『習うより慣れろ』 という一言に集約される。
考えながら、ようやく口から出てくる敬語は 相手を敬う気持ちなどこもらない ただの言葉だ。
『伝えようとする 熱意が・・・』 というCMにもあるように
たとえ たどたどしくとも、相手を思いやる気持ちから出る言葉が
本来の敬語なのだろう。
ただし、使い方は体得するに越した事はない。
外国語に 尊敬語も謙譲語もない。
相手が 「おまえ」 だろうが 「貴様」 だろうが 「あなた」 だろうが You である。
同じように 「俺」 だろうが 「わたくし」 だろうが I である。
多少の言い回しに 気の使いようはあるだろうが 基本的には
目上でも部下でも 同じ言葉で話すはずだ。
そのほうが ラクでいいのかもしれない。
しかし 言葉の種類が多く、マスターするのに最も困難な日本語を
使いこなしている私たちである。
せっかくなので 世界に誇れる日本語マスターになってみてはいかがだろうか。