娘がここ2-3ヶ月 ずっと欲しがっていたものがある。
最近 爆発的なリバイバルブームを巻き起こしている たまごっち である。
以前のブームの時同様、メーカーは在庫を小出しにして
飢餓感を煽っているようで 店頭に並ぶ数も非常に少ない。
そして 並んでもその日のうちに即完売。
次の入荷は未定、という状態である。
娘も貯めていたお年玉の残りを握り締め
休みのたびに 玩具店を回っていたが いつも売り切れ状態であった。
「もういいかげん 諦めたら?」
「イヤ」
という会話が何度もなされたのである。
私にしてみれば 小さな画面を覗きこみ 小さなボタンを押すだけのゲームは
あまり小さいうちにハマって欲しくないと思っているので
それほど真剣に探していたわけではなかったのだが。
(これに限らず わが家にはゲームというものがない)
ところが 周りの友達は みな持っていて
ネックストラップで下げて持ち歩くのが流行。
いつも友達の胸に餌をぶら下げられている状態だったのだ。
昨日、久しぶりに実家に顔を出して そんな話をしたところ
「あれ?あるんじゃないの?」
そして もう使わなくなった娘のおもちゃが投げ込んであるバスケットを見てみると。
・・・ ホントだ。
なんと 10年近く前 懸賞で当てたものがでてきたのだ。
それは 『オスっち』 『メスっち』 の片割れの オスっちであった。
2コセットで当選し、しばらくは遊んだものの 電池も切れたので
そのまま放っておいたものが バスケットに紛れ込んでいたのだ。
娘がそのバスケットの中身で遊んでいた頃にも 当然入っていたが
当時は全く興味も流行もなく 「なにこれ?」 で終わっていたのだろう。
小さな画面は なんだか内側に汚れがついていて
なんでもない時にもらっても 嬉しくも何ともないだろうが
今の娘にとっては 念願叶った宝物に見えたのだろう。
電池を入れ替えると 息を吹き返した たまごっちは
娘にいつまで飽きずに遊んでもらえるだろう。
それにしても こんなゲームをリサイクルできるなんぞ
次々新商品が出てきては消えていく業界のおもちゃでは考えられなかったことである。