昨年の新潟中越地震で被災した住民が
約4ヶ月ぶりに一時帰宅が許され、まだ雪深い自宅に順番に戻っているのだそうだ。
まだまだ被災地では地震は 現実の物なのである。
そんななか、無人になった山古志村で 生き残った猫が発見されたのだそうだ。
雪上車で被災地に向かった飼い主の女性は
すっかり押しつぶされた自宅に すっかり意気消沈していた。
たくさんの思い出の詰まった自宅からは 何一つ運び出すことができない。
家の中に入る事すらできないのである。
悲嘆に暮れ 仮設住宅に戻ろうとした、その時
かすかに猫の鳴き声が聞こえたのだそうだ。
猫の名前は「チャグ」 茶色と黒の毛色だからだそうだ。
持ち込んだわずかなキャットフードに飛びついてきた。
>引き寄せると、体はやせこけ、右の後ろ脚の裏は、しもやけでピンクに腫れ上がっていた。
それでも チャグは飼い主を自宅で待ち続けたのである。
わが家の猫も昨年の夏、うっかり開けていた玄関から飛び出し、
行方不明になった。
幸い10日後に無事見つけ出し、一緒に帰ることができた。
そのときも猫は私にしがみつき、離れようとはしなかった。
餌も水も見たこともない勢いで食べていた。
わずか10日でこれである。
チャグは何度も何度もなでられ、無事仮設住宅へと引き取られていった。
彼女も4ヶ月の過酷な日々を行きぬいた、 『Survivor』 なのであった。
