私の以前の趣味の一つは献血であった。
その昔 独身の頃
結婚して妊娠がわかるまでの数年間
私は可能な限り 献血センターに足を運んでいた。
全血の献血だと 早くて1ヶ月
成分献血なら 2週間で次の献血ができる。
2週間経って行ってみると
「あ~、もう一日。明日なら大丈夫ですよ」
と言われ、翌日リベンジに行ったこともある。
献血センターの職員も顔なじみになり
全然別の地域で声を掛けられたこともあるほどだった。
「若くて血の気が多いから」
「血液の状態を定期的にチェックできるから」
そして
「AB型だから」
AB型は 日本人には少なめの血液型である。
センターの前では いつも「不足しています」 という
看板が上がっている。
そうして また私の足は献血センターに吸い込まれて行くのである。
そんな中、私の心を騒がす記事が出ていた。
>全国で輸血用血液が大幅に不足し、特にO型とA型は、
治療への影響が懸念されるほど少なくなっていることが、
日本赤十字社の調べで分かった。
少子高齢化で献血者が年々減っているうえ、
変異型(新型)クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)に国内で初感染した
男性の渡航歴から決まった英仏渡航者の献血禁止方針も原因とみられる。
厚生労働省は献血推進本部を設置し、都道府県に対し、
初めて対策本部設置を要請するなど血液確保に懸命だ
3月末現在の適正在庫(前年度実績などを基にした
1日平均供給量の3日分)率は
O型は66%、A型は69%しかなく、B型とAB型はそれぞれ87%と85%だった。
在庫量だけで見るとA型血液の量が一番多いが
日本人の4割を占めるA型は もちろん消費量も一番多い。
さらに献血者は94年は延べ661万人だったが、
少子高齢化の影響などで最近は減少傾向で、
03年は延べ562万人にまで減った。
10~20代の献血離れも目立っているという。
イギリス・フランスに行ったことのある人は多いだろうが
行ったことのない人は さらに多いだろう。
「経験なくて」 「怖い」
そう思う前に 一度センターに足を運んでみてはいかがだろうか。