春は出会いと別れの季節である。

それは人ばかりとは限らない。

長崎では 長らく親しまれてきた列車がついに卒業となった。



>寝台特急「さくら」(長崎―東京)と「あさかぜ」(下関―東京)の
最後の日を迎えた。
28日午後4時50分、
それぞれJR長崎、下関駅から、最後の雄姿を見ようと集まった
たくさんのファンに見守られながら東京へ旅立った


長崎駅は約600人、下関駅では約1000人が
「お疲れ様」と その雄姿を偲び、走り去る列車を見送った。

熱心な鉄道ファンでなかった私は
残念ながら 最後まで一度も乗ったことはなかったが
『ブルートレイン』の名を聞いた事のない者はいないだろう。

           ■■■大人向け■■■


著者: 広田 尚敬
タイトル: 20世紀なつかしのブルートレイン

           ■■■子供向け■■■


著者: 柴田 晋吾, 野坂 勇作
タイトル: うたえブルートレイン





そして

東京では それに代わるように新しい列車が登場となった。
「ロマンスカー」である。



角ばったブルートレインが時代遅れに見えるような
スピード感溢れる 流線形のデザイン。

>純白の流線形がまばゆい新型は、10両編成の358人乗り。
運転席は2階で、先頭と最後尾の車両には展望席が設置され、
フロントガラスから景色を一望できる。

小田急は「乗った瞬間から観光気分を味わえるよう、
眺望と居住性にこだわりました」とPR。
新型車両は3月19日に運転開始、新宿-箱根湯本を85分で結ぶ


ただ、デザイン的には新幹線もそうだが
新しい車両はどれも同じようなシルエットとなり
新型車輌とはいえ あまり際立った特徴がないようにも見える。