立春を過ぎ 春を待ち望む日々がようやく始まったが
日本各地の動物園では 春を先取りするような
心が温まるレスキュー話が沸き起こった。

■■■ 北海道 ■■■
 
旭川動物園で保護されていた 衰弱し飛べなくなっていたオオワシが
無事回復し 石狩川河川敷から自然に放たれた。

>オオワシ(全長87センチ、推定2歳)は昨年12月9日、
名寄市の道路脇でオイル状の物質に汚染され
飛べなくなっているのを発見された。
同動物園が保護し、獣医師の福井大祐さん(32)が
オイルの除去や点滴などの治療を行い、
1カ月後には高さ2メートルの止まり木に飛び上がるまで回復した。
 この日、オオワシはかごの中に約20分間閉じこもった後、
羽を伸ばし一気に対岸の木の枝まで飛んだ。福井さんは
「自然の生息地に戻り、失った本能を回復してほしい」と
目を細めていた。オオワシには送信機と足輪を装着し、
追跡調査しながら自然復帰をサポートする。


■■■ 愛知 ■■■

名古屋の東山動物園で 掘に落ちた老ライオンが救助された。

>飼育している2頭のライオンのうち1頭が
ライオン舎運動場の周囲の堀(深さ約8メートル)に落下、
動物園の職員20数人が駆けつけ、
約4時間半後に救出する騒ぎがあった。
 落ちたライオンは25歳の雄の「ライ」で、
体長約160センチ、体重約200キロ。
 堀はコンクリートで固められ、転落の衝撃を和らげるため、
50-70センチの深さの水が張ってある。
1カ所に斜面と階段があり、通常は落ちても
自力で上の運動場に戻れる仕組み。
 しかし、ライは人間の年齢では約80歳に相当。
足腰が弱りスロープがぬれていたことなどから上がれなかったらしい。


「ライ」は水を救出のため堀の水を抜いた後
麻酔銃で眠らされた状態で救出されたと言う。