こちらは大阪の天王寺動物園。
少し判りづらいが 岩山の真ん中に白いものが見えるだろうか。
ヤギである。
実はここはサル山だった この岩山だが
昨年7月に ここにいたサルたちの結核感染が判明したのだ。
>全15匹を個別のオリに移して治療したが、4匹が今年2月に死亡。
残る11匹中7匹の感染も確認され、「回復の見込みはなく、
苦痛を与えるだけ」と3月末、麻酔投与で安楽死させた。
こういった経緯があり サル山は住むものがいなくなってしまったのだ。
もちろん動物園の職員にとってもサルの安楽死処分は非常に辛い選択だった。
このうえ 空になったサル山をいつまでも放置すれば
余計に辛さが増すと考えたのだろう。
>同園は、サル山の復活を検討したが、現在の施設には個別ブースがなく、
人になつかないニホンザルを群れから離して健康診断を行うのが難しい構造で、
この場所で再びニホンザルの飼育はできないと断念
そして白羽の矢がたったのが
高いところも岩山も平気で登る習性のあるヤギだったと言うわけだ。
ヤギはウシ科ヤギ属に属し、
実は岩山に住む カモシカ(ウシ科ヤギ亜科)とも近い。
『はとこ』 か 『またいとこ』 くらいの関係なのである。
>飼育課長は「私たちにとってもサル山のない動物園は残念だが、
サル山とヤギという新しい光景を楽しんでほしい」と話している
今後はヤギの数を増やすだけではなく ヒツジも同居させることも
考えているそうなので かなり賑やかになりそうだ。
サルのことを想うと確かに複雑な心境ではあるが
子供たちにも喜ばれる天王寺動物園の新名所となることだろう。
