うっかりミスというのは どこにでも存在する。
それが大きな事故に繋がることもある。

例えば飛行機。飛行計画書やコックピットのコンピューターへの
入力ミスが、例え数字が一つ違っても大変なこととなる。

例えば病院。投与する薬の単位が一桁違ったり
似た名称の薬でも効果がまるで違うものがあったりする。

しかし アメリカで起こってしまった入力ミスは
消費者にとっては大きなボーナスとなったようだ。

>米国ネブラスカ州オマハ西部にあるガソリンスタンドで26日、コンピューターの入力ミスが原因で、ガソリン1ガロン(約3.8リットル)をわずか「18セント(約18円)」で販売するハプニングがあった

本来1ガロン当たり「1.89ドル(約195円)」のところを、
18セントと入力する間違いを犯していたというのだ。
ところがこのガソリンスタンドはセルフ方式であったため、
店主がこの間違いに気付くまでに時間がかかったのだという。

>ガソリンを運搬してきたトラックの運転手が間違いに気付き、ガソリンスタンドの入り口をふさぐようにトラックを駐車、これ以上の来客を防ごうと試みた。

しかし、「大特価」のうわさを聞きつけて多くの人が既に集まってきており、ハンマーを手にトラックを入り口からどけるよう脅す顧客もいたという


結局500ガロンものガソリンがそのまま販売され、1000ドルもの損害が出たそうだ。

大特価・・・たしかに驚くべき価格ではあるが
元々の『3.8リットル 195円』 も 
日本で1リットルに115円も支払っている私たちにしてみたら
ずいぶん魅力的ではある。