同じ銘柄でも年によって出来栄えが変わり
味も変化するのがワインである。
「今年の出来はどうだろう・・・気になるけど美味しくなかったら・・・」
そんな杞憂を掃ってくれる場所が アメリカに登場した。

>サンフランシスコの中心にハイテクを駆使してワインを試飲させる店が登場した。ここでは、スマートカードを使って100種類以上のワインを試飲してから、気に入ったワインを1本でもケースででも購入できる。わざわざワイナリーにでかけるのが面倒だという酒飲みも、これで試飲ができる。

店に入った客は、まず10~100ドルのプリペイド式カードを購入する。
そして試飲用のワイングラスを受け取る。

手順

ぶどうの品種ごとに分けられた機械のスロットにカードを差し込み、
ボタンを押すと定量のワインがグラスに注がれ、
その分の料金が差し引かれるというのだ。

>試飲の料金は、最も安いもので、トレス・オホス・オールド・バインズの2003年ガルナーチャ種(ボトルで8ドル)が1オンスで1ドル。最も高いものは、フランスの有名なシャトー・ディケムの1997年ソーテルヌ(ボトルで300ドル)が1オンスで28ドル

カードには、どのワインを試飲したかのデータも残るため
自分の気に入ったワインを覚えておくことも簡単である。

>ワインの購入をしつこく勧められる――ブドウ園の試飲ではありがちな光景だ――ことがないのはありがたいという。とはいえ、ワインの試飲にはほんの少し人間味がほしい部分もあると、悲しげな口調でグラスに残ったワインの最後の1口を指した。「唯一の欠点は、このマシンがとても正確なところだ」
という試飲者もいるそうなのだが・・・

セルフサービスが浸透しているアメリカらしい話題ではあるが
ソムリエやバーテンダーなどと 話しながらお勧めワインを
チビリと飲む楽しみも 味わいのうち、と思うのは
私だけだろうか。