母親を亡くした者同士 友情を暖め合う・・・
そんな心温まる話がアフリカからやってきた。
南アフリカ、ヨハネスブルグから北西30キロにあるサイおよびライオン自然保護区で
サイとヤギの友情が芽生えているのだそうだ。
11ヶ月の雌のサイ、クローバーは母親を密猟者に殺され、
この自然保護区にやってきた。
そこにいたのが 雌ヤギの ボクボクである。
ふざけあい、頭をぶつけて遊ぶうち 離れがたい存在となり
今では並んで餌を食べる間柄になった。
そしてほとんどの時間を 一緒に過ごしている。
>クローバーはどんどん成長して、ボクボクは彼女に較べて小さくなっていく。
「ボクボク」はアフリカーンス語で「ヤギヤギ」の意味だ。
白サイはアフリカおよびアジア象に次いで地球上で二番目に大きい
陸上ほ乳類で、成人すると1800キログラムになる。
クローバーはすでに200キロ近く、手に負えなくなりつつある
それでも ボクボクとの友情にはわずかなヒビさえ入る事はない。
しかし 2、3ヶ月のうちにクローバーは他の10匹のサイに混ざるよう
1400ヘクタールの自然保護区に放されることが決まっている。
しかる後に 両者が再びめぐり合ったとき 相手の事を覚えているのだろうか。
ちなみに こういった例は過去にも存在するそうだ。
ケニアの雌ライオンと野生の赤ちゃんカモシカの「養子」のケースや
南アフリカの研究センターで母象に捨てられた象が羊と仲良くなったというケース。
>ただこの友情は悲劇に終わった。
象が羊を押しつぶしてしまったのだ。
おそらく寝返りをうったときに事故が起こったと思われる。
こうならないためにも クローバーとボクボクは離されてしまうのだろうか。