双極性障害の方のご家族からこんな質問を受けました。 「一日中寝ているのですが、どうしたらいいでしょうか。」 私もずっと寝ている時期がありましたので痛いほどよくわかります…^^;。 今回は
- どうしてずっと寝ているのか
- その改善策
についてお話したいと思います。
どうしてずっと寝ているの?
この病気を経験したことのない人からすれば謎ですよね。 本人の気持ちを一言で表すとすれば… 「寝たくて寝ているわけではない」 これなんです! 本当は1日中寝たくて寝ている訳ではないのです。 激務からのうつ病などで体の疲れをとるような睡眠は別ですが 何カ月もずっと寝ているような人は寝たくて寝ている訳ではないと私は感じます。 私を例に挙げると 私のうつ病の悪化原因は激務でした。 深夜まで働いたり、寝ずに出勤するような会社に勤めていました。 (もちろん残業代等はなしのいわゆるブラックです。) ある朝、目覚めて目を開けると体が動かなくなっていました。 それから会社に行けなくなり寝たきり生活開始。 初めの2週間くらいは寝ている事にまだ喜びを感じていました。 体が疲れ切っていたので睡眠や休養を必要をしていたのだと思います。 しかし、体の疲れが取れて以降は 空虚感 喪失感 病気で働けなくなってしまったことへの自責の念 周りへの罪悪感 などとてつもないネガティブな感情が激しく襲ってきました。 耐えられないほどに。 そして辛い現実から逃れたくて一日中眠るようになりました。 起きたら辛い現実がある。 起ても何も楽しい事はない。 起きたら悲観的な事を考えてしまう。 何も考えたくない。 辛い。。。。 そんな気持ちで眠っていました。 ではどうしたら改善できるのでしょうか。
改善策
ここでは3つご紹介します。 まず、ずっと寝ている時の体の様子は 体が鉛のように重い 頭がボーっとする などの様々な不快な症状があります。 私の場合、体が重すぎて布団に体が沈んでるような感覚でした。 しかし、これらの不快な症状は薬の副作用による可能性があります。 そもそも耐えがたい眠気がある場合も副作用を疑ってください。 医師から処方される薬でも医師や薬剤師は主な副作用しか伝えてくれない場合が多いです。 過去の経験上やはり副作用の症例が少ない症状に関しては 医師や薬剤師の知識が少ない事もありました。 なのでおススメは 「インターネットである程度調べてから医師や薬剤師に確認すること。」 インターネットで薬名を検索すると詳しい説明がでてきます。 薬の内容を理解して医師に相談するのと 知らないでするのでは雲泥の差があります。 この記事を読んで頂いているご家族の方、ぜひ本人の代わりに調べてあげてください。
何か行動する目的を見つける
そしてこれがとにかく大切だと思います。 なにもやりたくない、やることもないと起きる理由がありません。 起きても辛いだけです。。 例えばこんなことがあると思います。 スケッチを描きに行く 公園で本を読む パズルをする 塗り絵をする 好きなものを買いに行く 映画観て評論を書く 楽器をひく などなど… 初めは無理をせずに家で過ごしてみましょう。 辛いとは思いますがなにか興味があることを1つでいいので見つけて 実行してみて下さい。 外に出て外の空気を吸う事が気分転換になったりしますので 慣れてきたら外に出てなにかをするのがとてもいいと思います。 私の場合 「朝ご飯だけでも食べる」ことを決めましました。 もともと食べることが好きなので”何か食べたい”という意欲がわたしを動かしました。笑
起きたい時間をだいたい決める
私の場合、「朝ごはんを食べる」という目的だったので 11時前には台所に這いつくばってでも行って 簡単だけど食べたいものを食べるようにしました。 そしてそのあとは「寝る」 そんな繰り返しでした。 しかし、できない日もあったりと症状は一進一退でしたが ここで大切なのは起きて生活のリズムを取り戻すこと 目的を達成することじゃありません。 人間、何カ月か同じような時間に起きていると不思議とその時間に目が覚めるようになります。 私も18時、20時、13時などバラバラだった目覚める時刻が 2ヶ月間続けた結果、11時前には目が覚めるように整いました。 眠りから抜け出せないとき、まず第一歩は 生活のリズムを整えることです。 まずは週1回からでも起きる目的を見つけて実行してみてくださいね。