皆さんこんにちは、トレーナーの小森です。
寒い日が続き、インフルエンザが流行していますが皆様は体調の方如何でしょうか?
また寒さに比例して肩こりが増してはいないでしょうか?
本日は呼吸と肩こりの関係についてお話しをしていきます。
では早速ではありますが2点質問させて頂きます。
①皆さまは呼吸を1日何回繰り返しているかご存知でしょうか?
②また普段生活を送る際に呼吸をする事に対して意識的に呼吸をしているでしょうか?
恐らく殆どの方が生活を送る中で何も考えず無意識のうちに呼吸をしていると思います。
実は呼吸って1日に約20000回していると言われています。
凄くないですか↑↑
そして呼吸をつかさどる筋肉は身体の中に複数有るのですが、ヒトの身体の中で唯一意識的にも無意識的にも操る事が出来る筋があります。
その筋肉がこちら↓↓
焼肉でもお馴染みの横隔膜(ハラミ)になります。
横隔膜は呼吸をつかさどる筋肉だけでなく姿勢を支える筋肉としても働くインナーマッスルとなります。
横隔膜は安静時には大体姿勢機能として80%:呼吸機能として20%として働いていますが、スポーツで体力を消費したり、走りきった後は写真のように呼吸機能として90%:姿勢機能として10%として横隔膜の機能を切り替えているのです。
この様に横隔膜の働きを使い分ける事が出来ないとどの様な事が起きるでしょうか?
実は横隔膜が使えないと腹式呼吸が出来なくなり肩首回りについている呼吸補助筋というサポート筋の活動が優位になり、胸式(肩をすくめる)呼吸になってしまいます。
結果肩こりを増強させてしまうのです。
呼吸は1日20000回/人しています。
ということは単純計算で20000回腹式呼吸と20000回胸式呼吸をするとどちらが肩首に負担がかかるイメージがあるでしょうか?
絶対に胸式呼吸を20000回している方がキツイです。
トレーニングでいうシュラッグを20000回しているのと一緒なのですから。
ですので横隔膜の機能を獲得する為にはまずトレーニングの際に呼吸を力まず意識するという事は非常に重要になってきます。
会員の皆さまも今一度、呼吸について見つめ直してみては如何でしょうか?
トレーナー小森