逃げでもいいから「田舎暮らし」ー 自分の心地いい環境と時間で自分を取り戻す -8ページ目

逃げでもいいから「田舎暮らし」ー 自分の心地いい環境と時間で自分を取り戻す

東京都内にしか住んだことのないOLが、通勤ラッシュの人の多さや、会社と家の往復生活に疲れと疑問を抱き、
横浜で米作りを学び、40才を前にして静岡県に移住。
さらに2020年から栃木県県北に移住。

野菜やお米作りをしたいけど
 

休みは土日

家は賃貸
庭がない
ベランダ狭い
 
なので
土に触れる場所がない。
 
 
 
はて。
どうしたらいいか??
 
 
 
 
そう思っていた頃
紹介してもらったところがありました。
 
 
それが
 
通称 「農に学ぶ」です。
通称でもないか(笑)
 
 
 
ある方から
 
「都心から通いで農業に触れたいなら
 行ってみるといいよ」
 
と言われ、とにかく行くことに。
 
 
 
 
渋谷から
車で40分
電車で1時間。
 
田園都市線の青葉台駅からバスで10分程。
 
 
 
こんなところに
昔話に出てくるような
ほのぼのとした里山が!
 
 
 
癒される~!
 
 
 
 
さらに
「農に学ぶ」では
 
農薬も
肥料も使わず
 
水も農業用水を引くのではなく
天水と呼ばれる
山から流れてくる水のみを使い
 
耕すのも鍬一本。
 
 
そんな
環境に負担をかけない米作り
を教えてくれるということで
迷いもなく通うことが決定し
 
自然や
農業にご縁のなかった私が
米作りをすることになったのでした。
 
 
 

いざ

食べ物を作ろう
と思い立っても
 
こどもの頃
育ってきた環境は
高速道路の真横。
 
 
土を触ろうとしても
道路脇の植え込みか
公園や学校くらいしか
場所がなく
 
大人になっても
23区のうち
2つの区にしか住んだことがないという
自然とはまったく無縁だった私。
 
 
 
そんな私が
「東京」で
「農業」とまではいかなくても
 
土に触れて何かを育てるという
「農」のある暮らしをするには
どうしたらいいのか。
 
 
都心のど真ん中で考えました。
 
 
 
 
 
 
 
最初は区が管理している
区民農園とかないかな?
 
そう思って調べてみると
応募者が多く
1年も順番待ち。
ビックリ!
 
 
そ、そんなに待っていられないですよね?
 
 
 
 
というわけで
土に触れることの手始めに
 
地域の道路の植え込みや
公園の植え込みなど
お花を管理しているNPOに入ってみることに。
 
 
 
そうしたところ
 
 
!?
こ、これは…?!
 
 
 
 
どうしたことでしょう。
 
 
見渡す限り
おじいちゃんとおばあちゃん。
 
 
ざっと推定平均年齢70才。
 
 
もちろん私が最年少。
 
30代だった私を
娘や孫のような感じで
 
「よく入ってくれたねぇ~」
「若い人はいいねぇ~」
 
と歓迎してくださいました。
 
 
そんなこんなで
週に2日
 
駅前の花壇
公園
地区の植え込みなど
 
お花の管理と
お掃除をすることになりました。
 
 
 
 
けど…
ちょっと待って。
 
 
 
「農」のある暮らしって
 
畑で野菜づくりとか
田んぼでお米づくりとか
 
そういうことを
したかったのではないの?私。
 
と自問。
 
 
 
よくよく見てみると
入った団体名は
「花とみどりの町づくり」
 
 
 
野菜づくりではなかったのです…。
 
 

「東京を出る」

 

 

「移住する」

 

 

という選択肢が増えたのは

 

元はと言えば

当時、夫が不安障害と診断され

会社勤めが厳しくなりかけた時でした。

 

 

けれど

何とか持ち直し

 

 

その選択は

しばらくの間

5、6年ほどは

動きを見せませんでした。

 

しばらくは様子見・・・。

 

 

 

 

次の転機となったのは

東日本大震災。

 

 

当時、私は

東京の広告代理店の総務部にいましたが

 

もともといた飲食の仕事に戻ろうかなと

転職活動を開始した時

大地震が起こりました。

 

 

 

私が生活していたあたりは

お店が閉まっていたり

物が買い占められていたり

 

お金を持っていても

物がなく

買いたいものが買えない

 

そんな状況でした。

 

 

 

食べ物も買えない

今までとは違う状況に

 

私はふと

 

 

「食べ物がない」

「食べ物がないと飲食店は成り立たない」

「飲食店に転職したいとか言ってる場合じゃないな」

 

 

そんな風に思い

 

 

「食べ物がないなら食べ物をつくらなきゃ!!」

 

 

とさらに思い込んだのでした。

 

 

これが

後々

移住することに繋がっていくとは知らずに・・・。