2024年映画48本目は2016年ハンガリー制作
「ループ 時に囚われた男」
【超ざっくりストーリーは】ネタバレ
地下鉄でアダムはホームレスにフランスパンをちぎって与えます。
ホームレースは席に着いてフランスパンをかじり始めます。
アダムは非合法な薬を横流しを企み、ボスを裏切って逃亡しようと荷造りを急いでいました。
しかしそんな最中に恋人アンナと喧嘩しアンナが逃亡に必要な航空券を持って出て行きます。
アダムは追いかけていき、街角でアンナと出合い頭にぶつかります。
彼女は「なぜ生きているの?」と驚きます。
アンナはアダムを追いかけて車道に出たとたん車に轢かれ死亡します。
その場を逃げ出したアダムは、アンナが持っていた1本のビデオテープを家に持ち帰り再生してみると、そこには、自分がボスに殺される場面が映されていました。
そしてボスが殺しに来ます。
また、街角でアンナと出合い頭にぶつかるところに戻ります。
そんなことを繰り返し、なんやかんやで、彼女と仲直りして地下鉄に乗ります。
向かいの席にはホームレスがフランスパンをかじっていました。
【感想は】★★★★☆星4つ
まったく知らない映画です。
おっ~!これは掘り出し物じゃないかッ!です。
ループ物の常ですが考えちゃうと色々と訳わからんちんになります。
”無”の状態で観ます。
この作品は同じ時間軸に主人公が3人はいます。
どっちが表なんだか裏なんだか、どこがスタートでどこがゴールかわからない「メビウスの輪」の上で物語が進行している思いながら鑑賞しました。
残念ながら、この時間軸を説明できるほどの才能が私は持ち合わせていません。
ほかの方のブログのお任せしましょう。
彼女にしろボスにしろ、鑑賞後から考えると言葉の端々に意味深な言葉を発します。
ループしているのは主人公だけじゃなく、彼女もボスも前回のループを教訓にしてループしているように思います。
その辺に注意しながらもう1回観てみようと思います。
この作品のキャッチコピーの
「きっと二度観たくなる」
にまんまと乗せられちゃいそうです。