2024年読書7冊目は桐野夏生著
「東京島」
【超ざっくりストーリーは】ネタバレ
40代で太った清子は夫と共に無人島に漂着します。
暫くして日本人・中国人の合計31人の男が漂着します。
夫が亡くなり、たったひとりの女の清子でしたが女王様気取りもつかの間。
日本人のコミニティーに居づらくなった清子は中国人コミニティーに向かいます。
そこには最近漂着してきたフィリピン人女性たちもいて、妊娠していた清子は双子を出産します。
清子は仲間割れした中国人・フィリピン人と共に島を脱出します。
数年後、清子が居なくなった島は残された者たちにより、子供も生まれ小国家の体裁をと整えつつありました。
遭難したと思われていた清子は日本に戻り占い師となっていました。
【感想は】
随分前に小説・映画とも観ましたが結末はすっかり忘れていたので、初読のような感じで読めました。
主人公の清子の設定が「40代の太ったあまり美人ではない女性」って微妙な線がいいです。
しかもあまり性格もよくありません。
そんな女性が、無人島に男31人の中で唯一の女性と言う設定でなければチヤホヤされないであろう女性像です。
映画では清子役は木村多江さんです。
小説で「40代の太ったあまり美人ではない女性」なので木村多江さんでは美人過ぎます。
木村多江さんは美人さんですが、そうでもない美人さんです。
そんな言い方して木村さん、ファンの方々、ごめんね。
小説のイメージの清子は天童よしみさんです。
映画を観なおそうとネットフリックスを探しますが、ネットフリックスにはありません。
アマゾンプライムビデオにありましたが490円でのレンタルです。
490円かぁ~。微妙です。
190円だったら迷わずに観るのですが490円は迷います。
バイクのパーツだったらポイポイ買うのに300円の差額はちょー悩みます。
なんでだろ??