2024年読書7冊目「ぼくたちの家族」早見和真 | 穏やかに生き急げッ!

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映画・小説ネタはすべてネタバレですので見てない方は気をつけてくださいね。

2024年読書7冊目は早見和真著

「ぼくたちの家族」

 

【超ざっくりストーリーは】

長男奥さん家族と会食中に母がおかしな言動をとり、診察を受けると脳に腫瘍があり、あと1週間ほどの余命を覚悟してと言われます。

父は家のローンと事業の支払いに追われ、母は友人付き合い費用をカードで数百万の借金がありました。

家族の窮地を救うため、バラバラだった家族は再び結束し母の病気と向き合い、父の事業の立て直しに奔走します。

 

【感想は】

家族がバラバラになったのは夫婦の価値観が一致しないまま郊外に家を「ゆとりローン」で買った事です。

奥さんは”元お嬢様育ち”で”都内の同級生”とお茶を楽しみたいのに、お父さんは何がなんでも”家”が欲しかったので、結果、都内から遠く離れた所に家を買いました。

奥さんは望まぬ場所に家を買い、同級生のセレブな生活とを比較して家族との幸せをあまり感じません。

 

”家”は大切です。とってもね。

この夫婦のように欲しい家の条件が違うってことは、きっと他の価値観や感覚も違うような気がします。

美味しいと思う食べ物屋さんが一緒だったり、笑う箇所が同じであったり、子供を小学校から私立に行かせたいのか公立でいいのか。

そんな価値観や感覚が違う夫婦のように思います。

難しいですね。他人同士だし。

 

 

2014年に映画になっています。

ん〜、観るかなぁ。きっと観ないな。ベタベタな家族ものだから(笑)

 

この奥さんは内臓を原発とする転移性の脳腫瘍の様です。

気づいたら死ぬ用意も出来ないのは避けたいのでここ10年は夫婦共々、人間ドックと脳ドックは受診しています。

そろそろドックの時期なので予約しないと!

「鼻から胃カメラ」の枠が無くなって「口から胃カメラ」になってしまう!