2024年映画12本目は2008年日本制作
「犬と私の10の約束」
【超ざっくりストーリーは】
余命いくばくもない母親が、娘にゴールデンレトリバーの子犬を飼うにあたり
作者不詳の「犬の十戒」を元にした犬との10の約束を伝えます。
1.私と気長につきあってください。
2.私を信じてください。それだけで私は幸せです。
3.私にも心があることを忘れないでください。
4.言うことを聞かないときは、理由があります。
5.私にたくさん話しかけてください。人の言葉は話せないけど、わかっています。
6.私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないでください。
7.私が年を取っても、仲良くしてください。
8.あなたには学校もあるし友達もいます。でも、私にはあなたしかいません。
9.私は10年くらいしか生きられません。だから、できるだけ私と一緒にいてください。
10.私が死ぬとき、お願いです。そばにいてください。そして、どうか覚えていてください。私がずっとあなたを愛していたことを。
娘は獣医となり10数年後、そのゴールデンレトリバーを看取ります。
そして娘は幼馴染の男性と結婚します。
【感想は】
ゴールデンレトリバーの扱い方の酷さに娘(田中麗奈)をグーパンチで殴りたくなちゃうぞっ!で、49点。
犬との10の約束を読むだけで涙が出てきます。
私もゴールデンレトリバーを2匹で合計16年飼っています。
この映画を初めて観たのは初代ゴールデンレトリバーを飼い始めて間もなくの頃でした。
バリバリのゴールデン初心者だったので感動の物語だとしか記憶していませんでした。
今見たらゴールデンレトリバーの扱い方が酷すぎて頭に来ます。
- 外の犬小屋で飼っている。
- 人間の食べ物を与えている。ケチャップをつけたソーセージとか。
- 引越しの都合で仮住まいで犬を飼えないのはしょうがないが、飼える家を見付けようとしない。
- 引越しで同級生宅に預けるが、その家族も犬を外に繋ぎっぱなしで東京へ行く。(舞台は函館)
- 娘(田中麗奈)は犬が居たから何処にも行けず、自分の世界が狭くなった嘆く。
設定ではメスのようですがどうもオスっぽいです。
ゴールデンレトリバーに限ったことではありませんが、成犬になるにつれ鼻の頭が黒から段々と色が抜けていきます。
そして顔も白くなっていきます。
物語のゴールデンレトリバーは亡くなる時も鼻は黒々して顔も白くありません。
そんな細かいところにリアリティがなくイマイチ感情移入ができません。
ゴールデンレトリバーの寿命は約10年です。ウチの先代も10歳で亡くなりました。
ゴールデンレトリバーは10歳すぎたらあとの寿命は神様からのプレゼント。と言われることがあります。
ウチの今のゴールデンレトリバーは6歳で日に日に大人しくなり良い子になって行って嬉しいのですが、それは終わりまでのカウントダウンが始まったのかと思うと哀しくなります。
でもやっぱりゴールデンレトリバー、可愛い。特にウチのやつ。