2022年映画70本目は1994年フランス/アメリカ制作
「レオン」
あらすじは
ニューヨークの片隅に立つアパートに暮らす、寡黙で孤独な男レオン(ジャン・レノ)。その正体はすご腕の殺し屋で、トニー(ダニー・アイエロ)という男の仲介を経て暗殺を行っていた。
そんなある日、彼の隣室に暮らす一家をスタンフィールド(ゲイリー・オールドマン)とその部下たちが惨殺する。
たまたま外出していた12歳になる一家の娘マチルダ(ナタリー・ポートマン)は、異変を感じてレオンの部屋へ向かって救いを求める。
彼女をかくまったレオンは、そのまま一緒に生活を送ることになり……。
(シネマトゥデイより)
感想は
随分と久しぶりに見ました。
この完全版は2時間10分ほどあるので、夕食を早めに済ませてから見ます。
随分と前に見たので大部分を忘れていましたが、若い時に見た時よりも
今回の方が大人になったからか面白かったので80点!です。
ジャン・レノの白痴じみた表情と、ナタリー・ポートマンの危ういロリータ性が危ういバランスを保っています。
この観葉植物を抱えているシーンは覚えていましたが、なぜ抱えていたのか覚えていませんでした。
孤独なレオン(ジャン・レノ)の親友だと思ってこの観葉植物で毎朝、葉っぱに霧吹きで水を吹きかけては水分を吹きかけます。
そして日中は陽当たり良い窓に置きます。
レオンは「俺と同じで根無しなのさ」と言います。
追われる身になっても逃走中でもこの観葉植物を持って逃げます。
レオンが死んで、マチルダ(N・ポートマン)が寄宿制の学校の校庭にこの植物を植え替えたところで映画は終了します。
根無しのレオンの分身を根が張れるようにしたのでした。
決してハッピーエンドではありません。
しかしバッドエンドでもありません。なんとも言えないラストです。
そしてラストに流れるステイングの「シェイプ・オブ・マイ・ハート」がなんとももの悲しげでいいです。
あっ!そうだ!この曲をサックスで吹いてみよう。
そしたら、モテすぎちゃうかなぁ〜?いやぁ〜、モテすぎちゃうと困るなぁ〜。てへっ
- 退屈しない度 :★★★★☆
- 人に勧める度 :★★★☆☆
- 数年後に 見返す度 :★★★☆☆