2020年映画4本目「彼女がその名を知らない鳥たち」 | 穏やかに生き急げッ!

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生き急がないと!って気ばかりが焦って結局、昨日何やってたっけ?の記録です。
映画・小説ネタはすべてネタバレですので見てない方は気をつけてくださいね。

2020年の4本目の映画は2017年日本映画の

「彼女がその名を知らない鳥たち」

 

あらすじは

15歳年上の男・陣治と暮らしながらも、8年前に別れた男・黒崎のことが忘れられずにいる女・十和子。不潔で下品な陣治に嫌悪感を抱きながらも、彼の少ない稼ぎに頼って働きもせずに怠惰な毎日を過ごしていた。ある日、十和子が出会ったのは、どこか黒崎の面影がある妻子持ちの男・水島。彼との情事に溺れる十和子は、刑事から黒崎が行方不明だと告げられる。どれほど罵倒されても「十和子のためだったら何でもできる」と言い続ける陣治が執拗に自分を付け回していることを知った彼女は、黒崎の失踪に陣治が関わっていると疑い、水島にも危険が及ぶのではないかと怯えはじめる――。(Amazonプライムより)

 

 

感想は

 

この映画の同名で小説の「沼田まほかる」原作です。

昨年末から絶賛到来中のマイまほかるブーム第2弾です。

これも、小説を読み始めて映画化されていることを知りました。

ちょっと、DVなシーンとエッチなシーンもあるので思春期のお子さんと一緒には見ないほうがいいかもしれません。

 

まずキャストが原作にピッタリです。

原作の読みはじめは映画化されていることを知らず、私の頭では

主人公の陣治=香川照之でしたが、映画のキャストを知ってからは

陣治=阿部サダヲに脳内変換完了です。

 

当然、原作のほうが描写が詳細だったり、内容が厚いのですが、この作品は 「実写化したら別の物語になっていた」にはなっていません。原作に相当忠実です。

 

同じ原作者の「ユリゴコロ」で苦悩する好青年を演じた松坂桃李と竹野内豊のクズ男っぷりは男が憧れるほどのクズっぷりです。

 

 

 

評点は

 退屈しない度    :★★★☆☆

 人に勧める度       :★★★☆☆

 数年後に見返す度:★☆☆☆☆