2020年の2本の映画は2016年アメリカ映画「白鯨との闘い」
あらすじは
1850年、アメリカの新進作家ハーマン・メルヴィルは、トーマスという男を訪ねた。トーマスはかつてエセックス号という捕鯨船に乗り組み、巨大な白いマッコウクジラと戦った人々の最後の生き残りだった。渋るトーマスから当時の壮絶な実話を聞き出すメルヴィル。
1819年、エセックス号は捕鯨基地ナンタケットを出港した。船長は家柄だけで選ばれた未経験者のポラードで、ベテランの一等航海士チェイスはそれが不満だった。船には14歳の孤児トーマスもキャビン・ボーイとして乗り組んでいた。1年以上の航海でもなかなか鯨油を集められないエセックス号は、噂を頼りに南米大陸から2000マイル(3700キロメートル)以上離れた未知の海域に乗り出した。マッコウクジラの大群を見つけて色めき立つ船員たち。だが、群れを率いていたのは巨大で凶暴な白鯨だった。
船員たちは白鯨に銛を打ち込むも、逆襲され沈没するエセックス号。3艘のボートに分乗した船員たちは、僅かな水と食料で漂流を始めた。船員たちは途中で無人島であるデュシー島にたどり着くが、島にいても生存は見込めないことを知り、残留を希望した数名を残して、再び洋上を漂流した。その後食糧は尽き、最終的に生き残るためには、死者の肉を食べる必要もあった。90日の漂流の後、救助されたのは船長とチェイス、若いトーマスなど、ほんの数名に過ぎなかった。
トーマスはその後、漂流中の体験を妻にさえ語らず、苦しみ続けて来た。メルヴィルに全てを語ることで、救われるトーマス。1年後にメルヴィルは、取材した実話ではなく、そこから膨らませたフィクションの『白鯨』を出版した。
(Wikipediaより)
感想は
あらすじにも書いてありますが、漂流中に人を食ったりするので、家族と観る映画ではありません。グロい場面はないですけど。
お父さんが一人で観る映画です。登場人物はそこそこいるのですが、船長と一等航海士だけが物語にかかわって、ストーリーも難しくないので、一杯飲みながらでも物語についてけます。
獲物である白鯨のしつこさは、小学生の時に観た「オルカ:1977年アメリカ」を思い出しました。
ポスターはなんだかなんだかですが、切ない映画だったような気がします。たしか、「月刊少年チャンピオン」に単発で掲載されたと思いました。
評点は
退屈しない度 :★★★★☆
人に勧める度 :★★★☆☆
数年後に見返す度:★★☆☆☆