2023年は第52回となり4月1日(土)~4月30日(日)まで開催されています
入園料は300円
入園券を受け取ります
「文京つつじまつり」の会場となるのは根津神社の境内の西に設けられたつつじ苑です。2000坪前後の小高い丘一面に、約3000株のつつじが植栽されています。
赤・ピンク・薄紫と色とりどりの鮮やかなつつじたちが共演
いまがちょうど見ごろで、遅咲きのものを除けば満開を迎えていました
白いつつじも美しい
行事としての歴史は50年ですが、そもそもの根津のツツジの由来は350年ほど前まで遡ります。
宝永3年(1706)現社殿等7棟が徳川五代将軍綱吉によって造営されるまで、綱吉の兄・甲府藩主綱重の下屋敷でした。綱重は当時、将軍になる前に上州館林藩主であった弟・綱吉との縁から、当時、既にツツジの名所であった館林よりキリシマツツジをこの下屋敷の西側の丘に移植したのが根津のツツジの起こりです。
至る所で記念写真を撮ったり、夢中にシャッターを切っている人で溢れています
様々な角度から、画角に収まるポイントを決めていきます
空と緑をバランスよく組み合わせたり近くに寄ったり全体をどこまで入れるか撮影を楽しんでいます
青空と緑と色鮮やかなお花の段々畑のコントラスト
角度によってはお花越しに千本鳥居や社殿もバックに撮ることもできますよ
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230411/00/kaaaaaju/07/8c/j/o1080144015268485845.jpg?caw=800)
現在のツツジは、戦災で被災した社殿の修復が終わった後、荒れはてていた丘に新しく増植したもので、それなりに景観が整った昭和45年、地元氏子が行事を計画、「文京つつじまつり」として開催したのが始まりです。以来、100余種約3000株が、広い斜面を色とりどりに覆い尽くす景観に年々参詣者が増加、約1か月の期間中、内外からの来場者は数10万人に上り、地元が地域振興を願って続けてきた努力は実を結んでいます。
![上差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/527.png)
私のお気に入りの一枚
残念ながらバリアフリーには対応しておらず、車いすなどでの移動は難しいと思われます
さらに天候が崩れると、足元も悪くなるので足腰の弱い方は気を付けなければいけません
神橋から撮影したつつじ畑、境内から眺める景色も素晴らしいです
令和5年の「第52回文京つつじまつり」は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、規模を縮小して開催されます。 例年実施している各種イベントや出店等は行われません。
※根津権現太鼓・植木市・神輿渡御は決行予定
【つつじ苑】
・入苑期間:4月1日(土)~4月30日(日)
・開苑時間:9時30分~17時30分
・入苑寄進料300円 ※支払方法は現金のみ(引率のある小学生以下のお子様は無料)
混雑時は入場制限をさせて頂く場合がございます
【中止行事】
甘酒茶屋、奉納演芸、浦安舞、かっぽれパレード、まといパレード
気候の変動によって、毎年咲き見ごろの予報は早まったりズレ込むことも予想されますので、こまめにSNSなどで情報収集してから訪れるのが良いと思います
お花のほかに、根津神社へのの参拝も合せて行うとご利益も得られると思いますので、是非根津神社訪れる際にはお花見と参拝を楽しんでみては如何でしょうか