「働かざるもの 食うべからず」

 

食べるためには まじめに働かなくてはならない という意味です

 

わたしたちは 生きるために食べなければなりません

食べないと死んでしまうからです

 

食べるためには お金を稼がなければいけません

お金を稼ぐためには 働かなくてはいけません

 

働かずに 楽をしてお金を手に入れることはできません

もしも 楽にお金が手に入ったとしたら

そのお金は「あぶく銭」です

さっさと使ってしまって忘れなさい

 

毎日 一生懸命 まじめに働いて得たお金で

手に入れたものを食べると

なぜか とても おいしくて 体にもいいはずです

 

実に簡単な理由ですが

実に大切なことです


「悪銭(あくせん) 身につかず」

 

苦労して働いて得たお金でなければ

すぐになくなってしまう という意味です

 

同じお金でも

借りたり もらったり 当たったりして得たお金は

なんの気兼ねもなく パッパと使ってしまえますが

一生懸命 汗水流して得たお金は

なかなか簡単には使いにくいものです

 

世の中には 悪いことに上手に頭を働かせる人がいて

人をだましたり 人に迷惑をかけたりして

犯罪を犯し お金を手に入れる人がいますが

そんなお金は なんの値打ちもありません

 

自分が努力して得たお金だからこそ

大事に使おうと思えます

何に どんなふうに使おうかと 工夫し考えることができます

 

そうすれば 自分の「金銭感覚」を養うことができます

 

金銭感覚というのは 人それぞれ違って

これが狂ってしまうと 人生も狂ってしまいます

「捕らぬ狸の皮算用」

 

手に入るかどうか分からないお金などを

あてにするな という意味です

 

今 実際に自分の手元にあるお金

それだけが あなたの全財産です

 

これから入ってくる予定のお金

誰かから借りたお金

また 勝手に自分のものだと思い込んでいる それらのお金は

一円たりとも あなたたちのお金ではありません

 

おこづかいや給料を前借りしたり

カードでローンを組んだり

消費者金融でお金を借りたり

 

そんなふうに手に入れたお金を見て

儲かったような気がしたり 余分なお金を手にしたような気になるのは

大きな 大きな 間違いです

 

勘違いをしないでください

それは他人のお金です

あとで あなたちが 責任を持って全額返さなくてはいけないお金です

 

しかも

ローンや金融会社の借金は

借りた額の何倍も 苦労して返さなくてはいけません

 

借りることは とても簡単ですが

その前に 返すときのとこをよく考えてみてください 

よそに借金をするのは とても怖いことなのです

「金を貸せば 友を失う」

 

お金の貸し借りは 大事な友達をなくしてしまう という意味です

 

貸すときも 借りるときも とにかく慎重に

 

額面に関係なく お金のトラブルは

人間関係に亀裂を生みます

 

貸すときは 「あげた」くらいの気持ちで貸しましょう

借りるときは きちんと覚書をするなどして

必ず早急に返しましょう

 

貸したお金が返ってこなかったり

お金を返してほしいと人に催促されるのは

決して 気持ちのいいものではありませんから

「いつまでもあると思うな 親と金」

 

「親」と「お金」は いつまでもあるのが当たり前ではないので

大事にしましょう という意味です

 

あなたたちの お父さんもお母さんも

あなたたちの持っているお金も

いずれは あなたたちのもとを去っていきます

 

いまの「あたりまえ」の状態が

決して この先もずっと永遠にあるのではないということを

肝に銘じておきなさい

 

「いつか」のために 「まさか」のときのために

大事にしなさい

 

お金がたくさんあって裕福なときは

このお金が これからもずっと

自分の手元にあるように思いがちですが

そうではありません

 

先のことは 誰にも分かりません

この先 どんな災難や苦労がおそってくるかもわかりません

 

それを忘れないでください

 

裕福なとき 幸せなときは

今が 蓄えの時期であり

いざというときのための鍛錬の時期であると思ってください