　5月29日、ご（5）ふ（2）く（9）の語呂合せから「呉服の日」。全国呉服小売組合総連合会が制定、また着物の卸売業の国内ナンバーワンシェアを持つウライ株式会社が制定して、2017年（平成29年）に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録。

　呉服という言葉は和服のことそのものとして使われていますが、元々は呉の国から来た正絹の反物（織物）を意味する言葉だったようです。

呉服という言葉に服という文字が入っているので着るもののように思いますが、元々は、呉服（くれはとり）と言って、呉から伝来した反物を織る技術（機織：はたおり）のことを意味しており、それが次第に呉服（ごふく）と呼ばれるようになったそうです。だから、服　は着るものではなく、織物を織る技術であり、それによってできた反物（織物）を意味していたのですね。　反物を売る呉服屋が着物を販売していたことから、呉服＝着物　という意味でつかわれるようになったようです。

和服姿の左から朱里（あかり）、真依子、和咲（かずさ）

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今日は呉服の日