　旅人の木　さんのブログを拝見していると、津軽鉄道の記事でサボという言葉が出てきました。別段目新しい言葉でもないですが、そういえば、最近の車両ではサボはついていないのが当たり前になっているなと改めて実感した次第です。　私が子供の頃は、大阪駅を発着する客車列車でも即目んいはサボ　すなわち行先票がぶら下がっていました。　それが電照式の幕表示に代わり、昨今はそれもLEDに置き換わっています。

　鉄道用語のサボ、正式には行先票のことで、サボとは、サイドボード、サインボード、サービスボードの略のようです。国鉄の場合には客車などの側面にぶら下がっていたもので、サイドボードの略だそうです。

　そういえば、ウチにもサボあったなあ。　と、自分の部屋の本箱の横の隙間を漁ると、あった！

実物ではなく、レプリカですが、ホーローの実物と同じ形状のもの。大きさの指標として下に30センチの定規を置いてみましたが、サボの長さは定規の倍、丁度60センチありました。

門司港そばにある九州鉄道記念館のキハ07 41とサボ

客車の側面にぶら下がっていたものと同様の形状ですね。

同じ気動車でももう少し後の世代、いすみ鉄道で昨年まで活躍していたキハ28では客用ドア横についていました。フックにひっかけるのではなく、枠に差し込むタイプ

　私が津軽鉄道に乗車した時は夏で、サボの下がったこの客車には乗車しませんでした。

私鉄では、正面にサボをつけた車両が少し前まで見られました。

京成3500系　行き先表示は字幕で、列車種別がサボです。

京成では3300系以前の車両は当初はサボを使用していましたが、車体更新により、字幕表示にかわりました。

阪急3000系　

雪遊びといえば？

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