約2500年前、インド北部に釈迦族と呼ばれる人々が住んでいました。釈迦族の王子「ゴータマ・シッダールタ」はお母さんの右わきからうまれ、すぐに七歩進んで「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」といいました。
この言葉は現在、正反対の二つの解釈があります。
ひとつは「この世もあの世も俺様より尊い存在などないわぁ‼」
もうひとつは「この世にもあの世にも私たちは唯一の存在です。だから全ての存在が尊いものです」
あなたはどちらだと思いますか?
シッダールタは厳しい修行の末、35歳でさとりを開きました。その後80歳で入滅(肉体の死)するまでたくさんの弟子たちに教えを説いていました。
お釈迦様、仏陀(ブッダ)、釈尊(しゃくそん)、釈迦牟尼(しゃかむに)、釈迦如来、これは全てゴータマ・シッダールタのことです。
前回仏像とは仏の像と書きましたが、仏とは仏陀、すなわちゴータマ・シッダールタのことで、仏像=釈迦如来のことでした。
また、ゴータマ・シッダールタの教えを記したものがお経で、仏教となり広まっていきました。
仏教が広まっていくと、解釈の仕方が分れて釈迦如来以外にも他の如来像や、菩薩、明王、天が作られました。
これらも「仏像」と呼ばれています。
このように、仏像とは「仏陀の像=仏像」と「仏様(ほとけさま)の像=仏像」の二つの意味があると言われています。
