もう学校とは話し合いをしたくない
でも……
話さなきゃ。
せめて算数障害についてだけでも。
今年度の担任の先生も
『娘さんはそれなりに算数ができています。』
『娘さんより算数が出来ない子が何人もいます。』
と言っていたと
スクールカウンセラーさんから聞きました。
もうね、またかぁ(涙)
って気持ちです。
確かに娘は算数ができます。
だからきっと
算数障害だとは思えないんでしょう。
これは
算数障害=算数ができない
という勘違いをしているんだと思います。
算数障害の子は
算数に使う能力の中に凸凹があります。
凸の部分はできます。
でも凹が
【障害と言われるレベルの凹】
なんです。
だから
算数障害=算数ができない
と勘違いされてしまう。
だけど
適切な支援や工夫があれば
その凹も底上げしてあげることが
できるんです。
そうなると……
【凸+底上げされた凹=それなりに算数ができる】
という図式になるんですね。
そして、
すでに娘は底上げスキルを獲得してるので、
それなりに算数ができるわけです。
それが上記の担任の先生の言葉に繋がります。
底上げスキルを獲得したのなら、
それで良いじゃないか!
と思われるかもしれませんが、
その底上げスキルには
努力が必要だし、
それでも他の子より時間はかかるし、
その工夫を認めてもらえなければ
学校での算数には活かすことができないんです。
だからやっぱり
担任の先生には理解して欲しい。
工夫を認めて欲しい。
でもこれって
なかなか理解し難い話ですよね。
私もずっと、
うまく説明できずにいました。
だけど理解してもらえるかどうかは
私の説明にかかっているわけで……
どう説明したら分かりやすいのか?
悩んだ末に
ずっと気になっていた絵本を買いました。
それが
『算数の天才なのに計算ができない男の子の話』
です。