▩ コロナ後・大阪の劇場はどんな変化をしたのか | 紀州屋良五郎 ☆大衆演劇・上方芸能☆情報系ブログ

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〇 雑記   コロナ後、大阪の劇場は変化したか

 

〇 小刻みに変化を遂げた大阪の劇場の今。そのいくつかの具体例を取り上げてみたい。
 
〇 入場料金体系がすっかりかわり、最低料金が約500円UPの1800円で映画並みになった。ちなみに最高料金は3300円。それでも、一日4回公演の東洋ショー劇場が4500円で、それと比べると、さて、高いか安いか?  内容と料金のバランスやはりある。2500円で安すぎないかと感じる場合、いや1800円に見合うものかなという場合。他の芸能と違っているのは単発ドラマか連続ドラマかの違いに似ている。
見通しての評価であるべきというのが私の持論だ。
 
〇 札束をつないだレイも復活。先日、某劇場で20万円をつないだレイを久しぶりに見た。往年の三百万円には及ばないが‥淀川の水が涸れても私の懐は金の泉が湧くという伝説のおばちゃんがいたバブルの頃のお話だ。
 
〇 ハンチョウも元気に復活。満員、札止めの劇場も出現。日によっては補助椅子も出し切り立ち見まで出る。もちろん、ソーシャルディスタンスははや死語になった。
 
〇 関東や関西公演初の劇団の進出が続く。劇団新、劇団美松、劇団暁、劇団駒三郎、劇団神楽、劇団殿下、優木劇団、一見劇団、白富士劇団、橘小竜丸劇団鈴組、劇団双竜、妃咲劇団、劇団戸田など
まだ、載っていないのは新生・滝乃屋劇団、劇団荒城ぐらいか
 
〇 ゲストの来援が増え、300円UPや500円UPの日が増えた。通常料金の日が数えたら4分の1という月もある。
 
〇 SNSを駆使し集客に力を入れたり、近隣対策の工夫や接客サービスに力を入れる劇場と従来通りの運営をする劇場に大きく分かれはじめている。その成果はおのずと結果にも反映しているように思える。
華舞台 星天座を筆頭に、大阪風竜座、羅い舞座グループ、尼崎千成座においてその成果のいくつかが検証されている
 
とりあえず、留め置くことにし、思いついたら都度追記させていただくことにしたい。
 
紀州屋良五郎
2024.06.13