☆ ほんまに関西・大阪は『大衆演劇激戦区』か? 補足追記 | 紀州屋良五郎 ☆大衆演劇・上方芸能☆情報系ブログ

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☆ 誰が言い出したか知らないが『激戦区』という言葉が一人歩きしているようだ。

 

たしかに、一部の劇場の一部の劇団はそういうこともあるかもしれないが、私が見た限りそんなことはない。ゲストの日、特別なイベントの日、誕生日公演は別として、夜の客入は厳しいし、昼でも20〜50ぐらい入ったら盛況の部類というところが結構あるんじゃないかな。

それも、200入る劇場でのこと。50ぐらいの劇場だと一桁もざらだ。

 

最近、SNSパトロールをしていて面白いことに気づいた。

 

過去の定評や人気はアテにならない。時代の変化は早い。大阪人は新しいものと興味を引くものに惹かれる癖がある。(初もの好きで野次馬なんやね)。

 

便利なのがとくに『X』これが時々刻々と変化を教えてくれる。細切れで瞬発力があるのでこれにかなわない。ブログ等との棲み分けが始まっている。

 

結論・発信力、情報量の多さが話題の渦をつくり、人が集まる。大衆演劇界はブロガー、ツイッター等SNSで発信する人に注目したほうがいい。

 

人が集まるところに情報が集まり、情報が集積するところに人が動く。これからの大衆演劇的経営マーケッティングは『情報戦』で勝てだ。すべては『情報』情報を制する者が『人』『もの』

『カネ』を制しブームの渦を作る。気づくか気づかないかがキーポイント。

 

座長や劇団関係者だけの発信より、発信してくれる人をどれだけ作るか、いまやっている人をどれだけ大切にするか、これが結構侮れない。だって、大衆演劇のことは週刊誌、新聞、テレビは滅多に扱われないが意外とスマホを器用に扱う高齢者が客席に増えているよ‥侮れませんで、都合のいいこと・悪いこと‥

 

大衆演劇の二つの神器は握手という名のスキンシップと情報戦。これで、再び『大衆演劇』の大ブームが起こると確信している。テレビつまらない、メディアもアテにならない。生の発信の値打ちはどの業界も左右する。ビル・ゲイツのひとことが世界を変える。それが、いまだ。

 

補足・‥SNSを使って宣伝するのは当然自由だが、

宣伝してもらうために発信してくれと頼むのはいささか、心が狭い。お客様は来てくれるだけでやはり、神様だ。昔から浪花の格言で『沈香も炊かず、屁もへらず』という言葉があって、薬にも毒にもならない人物を例えた。

よき(礼賛)も悪き(建設的批評)も全て話題づくりと考えたい。もちろん、人格を貶めるような表現や個人攻撃は論外だが‥。


劇団さん、劇場さん、座長さん、応援してまっせ。