▩ ストリップと大衆演劇-時代は巡る-講談とストリップ | 紀州屋良五郎 ☆大衆演劇・上方芸能☆情報系ブログ

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きょうは、ストリップを考えます。

大学の休みが多かった時があった。いわいる学園紛争時代。


私は政治も関心があったが、それ以上に先輩の影響でストリップに傾倒していた。


休校日はストリップと決めて、西成・肉体労働のアルバイトのカネを惜しみなくつぎ込んで通いに通った。

 

小沢昭一・丸尾長顕氏が「ヌードインテリジェンス」と云う雑誌に肩入れしていた時代だ。

 

遠くは、長野県・松本市の人生劇場(いまどうなっているのか)

岐阜のまさご座、超有名なデラックスグループ*京都DX東寺、A級ニュー伏見ミュージック、吉野ミュージック、布施・晃生ショー劇場、港・ダイコーミュージック、九条OS、堺ミュージック。天六・ナニワミュージック、何よりも通い詰めた天六・東洋ショー劇場。多くは廃業した。


唯々、アナウンスと踊り子さんの心憎い演出に酔いしれた。


中でも、桐かほるのレズショウ・吉永まりの女学生ベッドショウ、

そして、いっせいを風靡した初代・一条さゆりさんのローソクベットショウ

(知らん人はご一報ください-丁寧に説明します)は

この種の芸能の極致でしょう。

 

なんとのう、かなしゅうて、それでいて極めて完成された裸芸術。


日舞も健在。計算されたみせる芸。嗚呼、懐かしい。

 

そして今、かの劇場のいくつかが大衆演劇の小屋として復活している。

(一例を挙げれば、十三・木川劇場)当時を知るファンとしてはうれしい限りである。

 

その、ストリップが今、脚光を浴びている。AV女優のスターが進出したり

ダンサーが舞台に立つ。

 

先日、ある雑誌で神田伯山がストリップ界のニュースター武藤つぐみと対談をしていた。かねてから彼女のステージを見ていた伯山。

 

講談を聞きに来る彼女は波長が合った。いつかは、わからないが浅草ロック座でストリップと講談のコラボが実現しそうだ。

 

 

 

 

 

ストリップは芸術だ、大衆演劇も変革の時代・紀州屋良五郎

大衆演劇になぜ濡れ場の描写がないのだろう