☆ 見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます
〇梅南座スケジュール
3月 劇団王座 澤村玄武
4月 劇団春駒 総座長・春駒
座長・遙 座長・二代目美波大吉
〇 演友会所属の劇団
〇大入り状況‥‥なって欲しい!
〇10カ月ぶりの大阪公演
☆メンバー
座長 総座長おおみ悠
座長 おおみ達磨
花形 水希咲哉
おおみ美梨
おおみ龍炎
マスコットひなちゃん
大川まち子
おおみ愛里
責任者 近江剣太郎
他
☆顔見せミニショー(23分)
・どんでん返し〜
・マスコット
・二度惚れ酒 総座長 おおみ悠
・おおみ龍炎+花形 水希咲哉
・三線の花 座長 おおみ達磨
・ラスト
☆特選狂言「上州土産百両首 月夜の一文銭」
(60分)
【あらすじ】
・原作は大正から昭和にかけて新派の作品を多く手がけた劇作家・川村花菱。
・政吉‥おおみ達磨
・牙次郎‥おおみ悠
・早縄のお京‥満みゆり
・役人親方‥大川まち子
・山猫の三次‥水希咲哉
・役人子分‥おおみ愛里 おおみ龍炎
ほか
浅草界隈 八幡神社
山猫三次、牙次郎、政吉の小競り合い
牙次郎と政吉の二人が堅気になろうと決める。
山猫の盗みがばれて早縄に捕まり引かれてゆく。
* 絵になる芝居、個性がたっぷり。総座長 おおみ悠、芸歴輝く舞台。
スリの足を洗い板前の仕事に希望を託す兄貴分と弟分の牙次郎。二人は出世間をかけて別れて修行し、お互い死ぬ気になって地道に働こうと誓い合い三年たったら再会を約す。
政吉は別れ際に守り代わりにと牙次郎に一文銭を渡す
川堤
それから数年後、政吉は佐次郎と名を変えて料亭桔梗屋で板前になっていた。
ところが偶然かつての兄弟分・山猫の三次と再会する。三次はカネあれば国にかえり堅気になり商いをしたいと無心し、出来ないなら桔梗屋にいき過去をばらすと凄まれる。見かねた政吉は苦労して、ためた50両を授けてやるのだったが、本音を話し手のひらを返した山猫は政吉いたぶるも‥‥
* 愁嘆場が決まる。語り、聴かせ、余韻がのこる名作 月夜の一文銭だった。
* 脇がうまいと芝居が厚みを増す。細かい所作と仕草、キッチリ牙次郎がきまる涙の捕り物。客席に拍手、拍手がうねる。見ている観客を涙で引き込む芸の力みごとなクライマックスだ。見応えある芝居をみた。劇団によりこれだけ違う芝居もない。
■舞台口上 おおみ達磨座長
・前売り券&グッズ販売
・九州〜中部公演になりますパワーアップしてまた帰ってまいりますと
■ 舞踊ショー(60分)
・スタート曲 中村エレキ温度
・ラスト
【画像】
実力派芝居の名門おおみ劇団、なにわにファンの波広がれ・紀州屋良五郎