〇見てもろておおきに〜まいどおなじみの観劇メモでおます
〇四代目座長・市川ひと丸は17才だが堂々としたものだ。現在日本最年少。座長トークもとても17才には思えない。
〇見事な舞台にしてはお客が少ないのが残念でたまらない。
☆メンバー
座長 四代目市川ひと丸 17才
総大将 二代目南條すゝむ(三代目市川ひと丸)
初代 南條すゝむ
市川とゝ丸 14才
市川美恋
愛川さくら
ほか
【市川ひと丸劇団スケジュール】
9月 茨城・なか健康センター
【香芝天満座の変更点】
☆麗央泉州座が経営を引き継ぐ形になったらしい両館共通でスタンプ検討中
☆開演時間 12時30分
☆顔見せミニショーなし芝居とショー2時間
☆終演時間 14時30分 ごろ
☆終演後 約60分
イブニング舞踊ショー別料金 1100円
☆夜の部はなし
☆特選狂言「竹の水仙」(83分)
【あらすじ】
【配役】
座長‥左甚五郎 / 細川越中守
市川とゝ丸‥大槻玄蕃
南條すゝむ‥近江屋亭主佐平
市川美恋‥腰元
愛川さくら‥近江屋女将
ほか
*「竹の水仙」は、落語の演目の一つ。名人と呼ばれた大工・左甚五郎を主人公とした噺である。この芝居は先代、京山幸枝若の浪曲が流れ浪曲をベースに節劇風に始まる。
ケレンと啖呵の第一人者、京山幸枝若は好きな浪曲師だ。
木賃宿近江屋の亭主夫婦は喧嘩ばかりしている。今日も朝から夫婦喧嘩。
*亭主夫妻の掛け合いが絶妙の夫婦漫才
女将に催促され亭主は10日も長滞在している風体の上がらない、2階の客に宿賃をしぶしぶ請求する。
宿賃の11両2分を請求すると、その客は金はないと答える。客は「算段はある。よく切れる鋸を持って、竹林に案内してくれ。」と言う。
*浪曲が流れ
客が選んだ竹を切って持って帰った宿屋の亭主。
客は自分の部屋で何やら作っている様子。
深夜に亭主を呼んだ客はこれを水桶に水を張って入れておけ。と言い、売り物と書いた紙を渡す。
亭主は言われた通り、水桶に竹で作られた蕾の水仙を挿して、売り物の札を掛ける。
翌朝、蕾の水仙は花を開いて、芳香を放っていた。
京都を早朝に出立した肥後熊本の大名行列が通り掛かり、細川越中守がその水仙を見て、側用人に水仙を買うよう命じて、本陣で待つと言う。
側用人の大槻玄蕃が宿屋の亭主に水仙の値を尋ねる。亭主は客に幾らで売るかを訊くと、客は200両と答える。
それを伝えると、側用人は高すぎると怒って、亭主の頭を叩き、水仙を買わずに帰る。慌てた亭主が客に訴えると、客は泰然自若として「必ず帰って来る」と二階に上がる。
大槻玄蕃が殿に「水仙が高かったので買わなかった。」と報告し、指を2本出すと殿は「2万両か」と言い「200両」と聞いて、水仙を買わなかった側用人に、「すぐに買って来い。買えなければ切腹だ。」と言う。
*浪曲流れ
一方、宿屋では亭主が大槻玄蕃が戻って来るのを見て、「売り物」の札を裏返して「売り切れ」にし、水仙を家に入れる。
*浪曲流れ
大槻玄蕃が水仙を買いたいと言うと、亭主は、「さっきは200両だったが、頭を叩かれたので、300両だ」と言うと、玄蕃は言い値の300両払って、水仙を持ち帰る。
竹の水仙が高値で売れたことで、2階の客は名のある人物と知った宿屋夫婦が、2階の客を呼ぶと、旅立ちの支度をした客が下りて来る。
*浪曲流れ
客に亭主が名前を訪ねるが、客は答えようとしないところ聞き出すと宮大工の棟梁・左甚五郎とわかる。
宿屋の亭主は、300両で売れたからと甚五郎に300両渡そうとすると、甚五郎は問屋の私が200両で卸したのだから、残りの100両は売ったあなたの取り分だ。と200両だけを巾着に入れて、100両を亭主に渡す。
更に、20両出して、「宿賃と残りは女将に木綿の着物でも買ってくれ。」と言う。
亭主が「100両貰っているのに、それ以上は要りません。」と断ると、女将が亭主を押しのけてその20両をちゃっかりと受け取る。
旅立つにあたり、左甚五郎が主に言い渡す。喧嘩計りする夫婦に一言に語る。
身なりで人の良し悪しをつけるではないと‥
*たいしたもんだご当地興業をネタに読み込みアドリブで締める。
☆口上挨拶 四代目市川ひと丸 座長
*この座長目配りと機転が凄い
・話、間、譬喩、語彙がとてもいい。
・一度来ていただいたら友達、二回来ていただいたら親戚ですと巧みなフレーズ。お顔は出勤簿、全部覚えていますからと
・前売り券&グッズ販売
☆歌と踊りのグランドショー (60分)
*
★ラストショー「狂乱鬼の舞」
・歌舞伎調引き抜きの手法
*引き抜きは、観客の眼前で一瞬にして衣裳を変化させる仕掛けです。
引き抜きにもいろいろ種類があるのですが、よくみられるのは「かぶせ」と呼ばれるしかけです。衣裳の上に別の衣裳をかぶせるように重ねておいて、舞台上でかぶせた衣裳を瞬時に取り去ります。舞踊でよく行われ、『京鹿子娘道成寺』では、主役の白拍子花子の衣裳が引き抜きによってどんどん変化していきます。仕掛けのタネは、とてもシンプル。衣裳の袖や裾などを太い糸で荒く縫っておき、舞台上で後見(こうけん)がタイミングよく糸を抜いていくのです。この糸は、きれいにすっと抜けなくては流れをさまたげてしまいますから、縫う荒さなどを後見と衣裳の担当者が相談し調整しています。息を合わせた動きが必要な後見は、演者の弟子がつとめます。
【画像】
浪曲と芝居のコラボは古くて新しい・紀州屋良五郎





































































