まいどおおきに〜雑思メモでおます
官邸ロビーで電撃結婚を発表し話題づくり巧みな狡猾な小泉進次郎だが学ぶべきところもある
(断っておくが全く国会議員として実務実績のない小泉氏を政治家として評価しているわけではない)
彼の演説は、初めに「ご当地ネタ」を披露して盛り上げることで知られ、マイクを握る前に必ず寄り道をする。
会場周辺の名所・名跡を訪ね、偉人の銅像や古い記念碑を眺め、名物を食べ、ご当地飲料を飲み、現地の人と語らうらしい。
所要時間はわずかだか党が用意する現地のデータ集を当てにせず、自分の五感を頼りに実感のみを言葉に紡ぎだす。
方言は断片的だがきっちりつかみ枕に据える。道中での思わぬ出会いや景色が豊饒な言葉を生み、聴衆と政治との距離を縮めるのに努力を惜しまない。
各地を転戦する旅廻りの役者、ことに座長さんにとって少しの努力でいい、がっちり、その土地の人の心を掴む努力ができれば、もう充分一流だといえまいか
かつての総理 田中角栄は寿々木米若の佐渡情話を風呂で唸ったという。思えばあの名演説、啖呵の基礎は浪曲にあったのだろう。
こう言うことはいえる。口上の上手い、座長さんは間違いなく、芝居の台詞まわし、長台詞も難なくこなす。
旅芝居は台本の台詞を呑み込み、座長のカラーに染め上げ、味付けし、即興で演じ分ける妙味を楽しむものと私は理解した。
大衆演劇・芝居のアドリブは修練の蓄積から出るから味があると言える。
紀州屋良五郎

