〈主旨〉許諾を得て掲載させて頂いています。2019年5月姫路市での講演。
・大衆演劇を書きたいと思い劇団に会いに通い詰めたが劇団側からすると何者やということであまり相手にされなかった。
それは、そうだと思う。例えば〇〇新聞の〇〇と言えば信用されるがそうではない。無名の存在。どうしたら座長や座員の人と話しが出来るかを考えた。関西のある太夫元にお願いにいったら「こんな旅芝居を調べて銭になるんか」と言われた。好きなので調べさせて欲しいと頼むと、誰が調べたいのかと聞かれた。それで自分が気になる何人かの座長を紹介してもらうことにこぎつけた。そうしてきっかけづくりも出来た。
あとはどうしたら心を掴むことが
出来るかを考えた時、劇団が一番助けが欲しい乗り込みを手伝うことから親しくなることができた。荷物がかなりの量になる。
昔は床山さんが劇団にいて役に合わせた髪作りができたが、今は鬘をいくつも使い分けるため荷物が増えることになってしまっていた。だから移動は大変な作業だったので、手伝うことで親密になることができた。
更には写真だ。私が撮った写真を劇団に使ってもらいたいと申入れしたら喜んでもらえた。きっかけづくりはひとまず成功収める。
(③に続く)
