◎▩ 未来予測と対策  関西の劇場を中心に 大衆演劇の常識は世間の非常識 | 紀州屋良五郎 ☆大衆演劇・上方芸能☆情報系ブログ

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🔹関西の大衆演劇についていくつかの現状を踏まえ未来を考えてみたい

 

 

①劇場の数はピークを過ぎ減少に向かっている。関西事情

②夜の部の集客はどの劇場もかなり厳しくなっている。

これは、高齢化が原因だ。

③これからの劇団の分割、新設はかなりむつかしい
④フリー座長、座員が増えている
⑤集客においても劇団格差が益々広がっている
⑥一ヶ月公演、昼夜公演は見直す時期にきている
⑦劇団の合併、合同公演、グループ化がすすむ
⑧フリーの役者ばかりを仕切るプロダクションができる
⑨劇場のグループ化、系列化がますます進む
⑩広告会社・地元商店、企業とタイアップした開演前CMを収入財源化することが始まる 
CMビデオの上映(映画の上映前CM)が当たり前になる。
⑪劇場設備の優劣により集客格差ができる
・椅子、トイレ、冷暖房、バリアフリー度、清掃、老朽化による設備不良、スタッフの丁寧な対応
※スポットの光線を見ればチリが多いのがわかる。
それを吸っていると思えば確実に健康に悪い。
 
⑫札束のレイとかお花の渡し方の見直し
・せめて祝儀袋に入れるか、楽屋見舞いの形でお渡しするマナーを定着させないと世間と大衆演劇の溝を広げる結果となり損失だ。
⑬劇団後継者の社会経験・高学歴化が必要となる。
義務教育でよしとする考えを改める。社会人経験は芸の肥やし
⑭地域に根ざした劇団(旅廻りしない)もひとつの形として増えていく。
⑮劇団の他業種との兼業化もあり得るだろう。レストランシアター等
⑯大衆演劇だけに見られる悪しき慣習を廃止・改善   
ドロン〈せざるを得ない背景と劇団事情〉、前売り券の買取で大入りにする行為〈いわいる大入りを買う〉等、ゲスト出演による過労
⑰誕生日公演と称するイベントも世間から見れば異質に写っていると考えた方がいい。
⑱開始時間、三部構成、上演回数、休演日もゼロベースで見直した方がいい。
 大衆演劇全体のイメージを変えることも大事
 
たとえは適切な例ではないかもしれないが、パチンコ業界は確実に変わった。
マナー、スタッフ、空気清浄機、ドリンクサービス、若いスタッフになり昔のいかめしい人たちは消えた。
それは、時給、福利厚生、待遇も急速に変革しイ業界メージを一変させたことによる。さらに、コンプライアンス・レジャー産業、アミューズメント企業として情報公開し一気に株式上場した。
以前は夫婦もの優遇、食費、寮完備だったが今どきの若い人たちはそれでは見向きもしない。ステータス、イメージを求める。
劇団員のなり手が不足している理由をよくよく分析し、考えないと残るのは家族、血族だけになるのは先が見えている。また、そういった閉鎖空間に素人の若い人達が定着するのは難しい。
問われている課題は多く、大きい。
演劇協会、親交会、興行社、劇団が全国規模でこの課題に結束して立ち向かう事が急務であろう。志ある業界リーダーこそ求められる。
もしも、令和の改革が行われないと全国で大衆演劇は生き残れる劇団激減し、劇場も淘汰されることになるだろう。
⑲あまりにも高額なディナーショーやランチイベント、ショーイベントは政治家の資金集めパーティを連想させる。亜流ではなくオリジナルな発想が求められている。他ジャンルとのコラボ、能舞台での舞踊ショーetc.
歌舞伎座等で行う本格的な芝居興行なら高額でも共感できる。
⑳ゲストで集客の上積みを図る手立ては劇団の足腰を弱くする
㉑新しい公演場所の開拓
大学祭・高校の文化祭、中学校での公演、老人保健施設、病院での公演等新しい場所の開拓。市民ホール、地域会館など自主公演。地域行事や伝統的な祭りなどへの参画。天神まつりに大衆演劇船を出すetc.
 ㉒劇場は中学生以下を子供料金として思い切って無料にする。将来のファン育成、子連れママ支援のためだ。勿論、子供が一人で来ても無料だ。
さらには社会貢献の為だ。
日本の子供たちは希望をなくしているのだ。
他にもたくさんあるがまたの機会にしたい。
 
業界全体にマーケッティング&コンサル業務を入れる時期にきている。
 
また、仲介人としての興行師・興行社の法的透明性とリーダーシップが問われることになる。
株式会社化、財団法人化なども急務ではないか。