▩ きまる父子の舞 劇団寿(寿翔聖) 此花演劇館 2018/09/26 | 紀州屋良五郎 ☆大衆演劇・上方芸能☆情報系ブログ

紀州屋良五郎 ☆大衆演劇・上方芸能☆情報系ブログ

☆ 大衆演劇・上方芸能・映画評☆情報系ブログ

●まいどおおきに~観劇メモでおます

 

☆メンバー

 

座長  寿翔聖  

若座長 寿美空  

寿福丸

寿のり助

寿かなた

ほか

裏方 寿女将

 

☆顔見せミニショー(40分)

・舞踊 寿福丸+美空若座長

・寿のり助

・歌  寿福丸  「骨まで愛して」

   小学生が歌う。恐らく意味は分からないだろう。

この歌は日航機墜落事故に思いを寄せた川内康範さんの作詞の歌だ。深い鎮魂歌ナノだ。

・座長・寿翔聖  山河

・寿美空若座長

・ラストは座長 寿翔聖  母恋馬場の忠太郎

   三波春夫の歌謡浪曲の舞踊芝居決まる

 

☆芝居「小豆島」(45)

キャスト

・座長 寿翔聖‥兄・さだ吉

・若座長 寿美空‥多三郎

・寿福丸‥村人

・寿のり助‥多三郎の父

・寿かなた‥直江

 

<あらすじ>

芝居の舞台は小豆島。

東京の大学に行った網元の息子がめでたく東大医学部を出て医者になって小豆島に帰ってきた。

 

父は小豆島に病院を建て、地域医療に貢献したいという思いをもっていた。息子に医学を学ばせ医者にするという。更には、息子には彼が産まれる前から父親が決めていた許嫁・直江がいた。

 

その許嫁の父と網元が親しくて、互いの子供たちを一緒にさせるという約束があった。

 

その許嫁というのが器量良しではなく、知恵も足らない。また両親が早く亡くなっているので、網元の下で働く兄が父代わりで育てたのだけど、家は貧しさの極地。

 

思いあまった兄は、縁談が不釣り合いということで、網元に断わりに行く。策を練り、網元と二人で芝居をし、それで網元の息子に縁談を諦めさせるという寸法。

 

*父多三郎がアドリブをきかせ笑わそうとするもネタがエンタツ&アチャコ時代の古い地口落ちで厳しい!

例)茄子とナースをかけるような。

 

この芝居は、当意即妙のアドリブが肝だ。

このあたりのところで現代風に絡ませて膨らませるところに妙味と劇団の力量が問われる。

例えば、徳之島と改題して徳洲会病院・徳田虎雄さんをモデルに笑いを織り込み作れればおもしろい。

 

帰宅した息子とそれをよろこぶ父の網元。そこへ許嫁とその兄が祝いにとぼた餅を持って訪れる。

 

息子は親の決めた許嫁を娶ることに意義がない様子。むしろ喜んでいる。許嫁にプレゼントまで持って帰ってきている。

 

網元と息子の許嫁の兄との苦肉の芝居。

なんとか縁談を破談にしようという目論見はみごとに外れる。

 

息子は、「許嫁と一緒になるために、父の元を離れ二人で暮らす」とまで言い切る。許嫁の兄はこれが芝居だったと明かす。

 

ここからが見もの、兄が手みやげに持ってきたぼた餅の箱を明けると、そこには大枚百万円の札束。

 

それは多三郎が妹のためにと身を粉にして働き、こつこつ貯めたものだった。感動する網元。二人はめでたく結ばれる。

 

*熱のこもった座長の人情にじみ出る台詞があって芝居が決まる。欲を云えば小切れのいいアドリブとオリジナルな脚色が欲しいところ‥

 

口上挨拶  若座長  寿美空

・前売り券&グッズ販売

・イベント紹介

 

*劇団スケジュール

10 愛知県・あじさい劇場

11  和歌山県・光命座

12  和歌山県・夢芝居

 

舞踊ショー  

・ラストショー  俵積み歌

 

【画像】

これから完成への山のぼる劇団が好きだ・紀州屋良五郎