★見てもろておおきに~まいどおなじみの観劇メモでおます
■ダブルの大入り
☆メンバー
総座長 小林真
座長 三代目小林隆次郎
太夫元 二代目小林隆次郎
若手リーダー 小林真佐美
リーダー 小林真弓
小林寿子
小林重美子
小林佳寿美
小林もみじ
クリス翼
小林真寿
小林ダイヤ
マネージャー 田中正則
■友情出演
酒井健之助
要正大
颯天連
*顔見世ショーはない
☆第一部 芝居「新作 悲恋梅川忠兵衞~矢切の渡し」(73分)
▩あらすじ簡略
丹波屋若旦那(酒井健之助)が座敷に梅川(小林真佐美)を呼び身受けの話を切り出す。
逢瀬重ねる梅川と忠兵衞(三代目小林隆次郎)
亀屋の女将が手代の忠兵衞に娘・多恵と一緒になれと言渡す。
場は変わり、封印切。忠兵衞が預かっていた200両のカネと引き変わりに梅川を身請けし二人して立ち去る。
役人が亀屋をたずねるも忠兵衞がいない。ので、役人(颯天連)は忠兵衞の代わりに亀屋女将(小林真)が引かれていく。
<参考>
亀屋忠兵衛はもと大和国新口村の大百姓勝木孫右衛門のせがれであったが、四年以前に大坂淡路町の飛脚問屋亀屋へ養子に出されていた。亀屋では養父に当たる当主はすでに死去し、今は跡継ぎの忠兵衛が店を差配する立場である。だがその忠兵衛は最近新町の遊女梅川に入れあげ、家にもろくに帰らないので店の業務は滞りがちであった。
日も暮れて店じまいの時分、忠兵衛は亀屋を訪れた友人の丹波屋八右衛門から、すでに届いたはずの八右衛門宛の江戸為替五十両が届かない理由を問い詰められる。
忠兵衛はその金を、惚れあった仲の梅川を身請けする手附けに使ったと打ち明けた。
梅川が近々田舎の客に身請けされそうになったので、たまたま手にした八右衛門宛ての五十両を手附けに使ってしまったのだという。土下座して泣きながら待ってくれと頼む忠兵衛、それを見た八右衛門は忠兵衛を許すことにしたが、今度は養母の妙閑から八右衛門の五十両について問いただされる。
妙閑は早く八右衛門に五十両を渡せと忠兵衛にせかすが、そんなものはない。
進退に窮した忠兵衛は、その場しのぎにありあわせた鬢水入れを紙に包んで小判を装い、それを八右衛門に渡して嘘の受取りも書かせ養母を騙す。八右衛門は帰っていった。
ちょうどその時、大名家の蔵屋敷に届ける三百両が到着し、その金は届ける期日がとっくに過ぎていたので、夜分にもかかわらず忠兵衛自身で急ぎ届けることになった。
しかし道の途中で梅川のことが気にかかり、その足はいつのまにか新町のほうへと向いている。
はっとこれに気付いた忠兵衛、しかし結局は大事の預り金をそのまま懐にして、梅川のいる新町へとは向うのである。
*亀屋女将が役人に捕まる設定にしているが、それでは梅川と忠兵衞は役人に追われることはなくなってしまう。??
ところがである、芝居では二人して自害の道を歩む。そして、矢切の渡しから船で逃げる設定。芝居であるからには背景・場所設定ぐらいは明確にした方がいい。吉原なのか、堀江なのか。しかも、役人が追ってくるのは理解に苦しむ。悲恋感も、悲愴感もない。
しかも、役人(要正大)が忠左右衛門(忠兵衞の父)を追ってきて諭す。
矢切の渡しから船頭もなしに二人して逃げるというのも詰めがあまい。結論部分を矢切の渡しの歌詞を拾ってくっつけたような芝居だ。しかもマイクもって「矢切の渡し」を歌う出す。
(二代目小林隆次郎)が船頭役として、二人を逃がし自害し幕。
*新作というが初代がつくったらしい。
役者さんは熱演なのだが、どうもしっくりこない本の出来栄えだ。
古典を改作するならば土地の設定からきちんとしてほしい。
古典落語をもとにした創作ならまだしも、「冥土の飛脚」を改作するならもう少し丁寧にやって貰いたい。
あまり、荒っぽい芝居をつくると後に残らない。
芝居は劇団の財産じゃないか、であれば後に残る芝居、これからの人が見てもああなるほどといえるものををつくってもらいたい。
*何でもありが大衆演劇と考えればそれまでだ。
★口上挨拶 三代目小林隆次郎座長
・前売り券&グッズ販売
☆第二部 花の舞踊絵巻
・ラスト 要正大演出
【画像】
小林劇団を最初に見たのは奥劇だった・紀州屋良五郎
















































